銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

富士見湯(川崎・川崎)

2017-08-03 06:54:23 | 銭湯
京急川崎駅を降りると、ラゾーナ側へ歩いて、住宅街の中に富士見湯がある。
古い銭湯ながらも、よく手入れされた清潔感あふれる銭湯だった



▲今回のスタート地点は、京急川崎駅。
JR川崎駅ならラゾーナの裏側を歩けば、5分ほどで到着する


▲おおざっぱにはJRの線路を迂回する感じ




▲トンネルをくぐって


▲ソリッドスクエアを横切ると


▲東芝のビルが見えてきたあたりを左折


▲さらに左折


▲あとは真っ直ぐ進むだけ


▲すると煙突がみえてくる




▲立派な白い煙突


▲ぐるっと回ると






▲富士見湯に到着


▲京急川崎駅からだと、10分ちょっとぐらいだった


下足箱に靴をあずけて自動扉をあけると、受付は、番台。70代ぐらいの男性が座っていた。落ち着いた雰囲気の佇まいだ。
貸しタオルをお願いすると、束を取り出して、わざわざ真ん中の綺麗な方を渡してくれた(ちなみに貸しタオルは一見すると川崎フロンターレのタオルにみえるのだが、風呂(フロ)と川崎にちなんだパロディデザインだった)。


脱衣場は至ってシンプルなのだが、驚くほどとても綺麗だ。銭湯の建物自体は古いけれども、こういう古い建物でもここまで綺麗に保てるものかと感動するほどだった。
どうしても古い建物だと汚いのも仕方ないかなと思いがちだが、それは決して免罪符にならないことを改めて再確認する。


浴室に入ると、浴室もまた文句なく綺麗だ。とにかく全てが清潔感にあふれている。
浴室はたしかに一度リニューアルされてるものだろうが、全てが作り直されたわけでもなく、目地が経年劣化で多少黒ずんでいても綺麗にみえるのだから不思議である。


それとここの銭湯の特徴は、高齢者に心配りされていることである。
ほかの銭湯と比べて、手すりが多く、高齢者や障害者向けと思わしき椅子がちゃんと用意されてあった。


あとは一般の銭湯と同じで、右手前に立ちシャワー。それと真ん中に島カランが二つと、両壁にカランが並ぶ。


奥に浴槽。浴槽は、左から2対7対1の割合。
2が深浴槽でバイブラ。
7が浅浴槽で、ジェットバスが2基と電気風呂。
1が白濁の天然鉱物エキス。白濁なので、なんの成分かと思ったら、なんとカルシウムだった。
カルシウムが溶け込んだ湯船ははじめてである。
温度は、白湯だと42℃。天然鉱物は40℃。やや物足りない感じもしたが、これぐらいが健康にはちょうどいい温度設定でもあるだろう。


客層はほぼ中高年だがカランの端っこでは、ものすごく太った孫らしき小学生を、おじいちゃんらしき人が一生懸命洗ってあげてた。
本来なら逆だろう!と思ったのだが、本人たちが納得してるのなら他人がとやかく言う話ではないが…。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 川崎駅
経路 ラゾーナ裏側
周辺の環境 住宅や飲食店
●空間演出
建物外観 破風造り
壁画・眺望 富士山
統一感 あり
置物 特になし
照明 明るい
★設備
休憩所 脱衣場兼用
脱衣所 無駄がなくとてもきれい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 バイブラ、ジェットバス、天然鉱物エキス(カルシウム)
サウナ なし
温度 40℃、42℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 落ち着いた対応
清潔さ とてもきれい
貸しタオル あり。これもまた、とても清潔だった
備え付け なし
◆人
受付 70代ぐらいの男性
客層 中高年


【案内】

住所

〒212-0011 川崎市幸区幸町4-2

電話

044-522-1953

営業時間

15:00〜23:30

定休日

7日・17日・27日(日祭日の場合は翌日)

※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載

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