銭湯巡りをしていると、よく通り過ぎるのが銀座。
高級ブティックが立ち並ぶ洗練された街ですが、どんな街にも“らしからぬ”スポットがあり、表通りの裏に隠れた名所があったりします。
今回はそうした銀座の裏路地を紹介してみたいと思います。
最初に向かうのは、夜になると粋な演出がみられる裏路地です
▲最初に訪ねたのは、銀座一丁目駅
(※銀座駅ではありません)
▲その8番出口から中央通りを眺めると、英国屋とティファニーがみえます
▲英国屋
▲ティファニー
▲の間にこんな狭い道
▲一見すると、単なるビルの隙間だろ?と思われるかもしれませんが
▲じつはちゃんとした路地なんです
▲奥に進むと
▲出たところを振り返ります。このように整備された通路であることが分かります。こちらは夜に訪れると、また違った景色をみることが出来ます
▲英国屋&ティファニーの前には銀座発祥の地の石碑があります
▲その8番出口から中央通りを眺めると、英国屋とティファニーがみえます
▲英国屋
▲ティファニー
▲の間にこんな狭い道
▲一見すると、単なるビルの隙間だろ?と思われるかもしれませんが
▲じつはちゃんとした路地なんです
▲奥に進むと
▲出たところを振り返ります。このように整備された通路であることが分かります。こちらは夜に訪れると、また違った景色をみることが出来ます
▲英国屋&ティファニーの前には銀座発祥の地の石碑があります
次にむかうのは、銀座に残る歴史的な建物です
▲銀座一丁目駅の反対側の出入り口まで歩くと
▲出て右側にぐるっと回れば
(写真だと左側)
▲駅近くにこんな古いビルがあります。
▲駅近くにこんな古いビルがあります。
こちらは奥野ビルという名前で、よく見ると、左右に分割された建物になっていています。
左が1932年に竣工し、右が1934年に完成しました。1932年といえば、犬養毅内閣の時代。1934年は東京の宝塚劇場が出来た年でもあります。
設計者は、九段会館も手掛けた建築家だそうです
▲テナントとして入るアンティーク店。現代の感性を醸し出しつつ、歴史あるビルと融合させています
▲入り口
▲中に入ると、各階の案内とむかしの写真が飾られてありました
▲右には通路と階段
▲もちろんエレベーターもあります
▲なんとエレベーターの扉(ドアー)が手動式になっています。開けるときは歴史の重みを感じることでしょう
▲博物館のような佇まい
▲ギャラリーが多く入っているため、いろんなパンフレットが置いてありました。毎月6日は一般公開日らしく(今はコロナの影響でやっているか分かりませんが)、かつてここで美容師をやっていた最後の住人の部屋を歴史の記録として今も残しているそうです
今度はNHKの番組ブラタモリで紹介された有名な場所にむかいます
▲こんどは銀座駅
▲いまは銀座駅A2のところです。番地でいえば4丁目にあたり、銀座のまさに中心地。日本で一番地価が高いところです。
1㎡あたり5770万円だそうです。
▲すぐ横にドトールがあります。普通のドトールではなく、高級ドトールです。お値段がちょっとお高め。それでもこの界隈からしたら良心価格です
▲中央通りを挟んだ先にある白い建物が銀座プレイス。ソニーショールームなどが入るところです。aiboと触れあうこともできます
▲後ろを振り向くと、左が和光(セイコービル)で、右に三越があります。
和光の先には木村パン。あんぱんの元祖で有名ですね。その先に行くと、先ほどの銀座一丁目駅にたどり着きます
▲次にむかうのは、その反対側(ユニクロがある方面)です
▲しばらく歩きます
▲しばらく歩いてきました(といっても5分ほど)。来た道を振り返ります。右にあるのはヤマハのビル
▲次にむかうのは、その反対側(ユニクロがある方面)です
▲しばらく歩きます
▲しばらく歩いてきました(といっても5分ほど)。来た道を振り返ります。右にあるのはヤマハのビル
▲いま立つのは、資生堂が入るテナントビルの前です。ここが目的地です
▲先にある赤いビルも資生堂が入っていました
▲ビルに沿って裏側(右)に進みます
▲こんなところに神社の門柱。そう、ここは日本一参道が狭い神社なのです
▲左をむくと
▲金春湯があります。
銀座には銭湯が2つあるのですが、個人的にはこちらがオススメ。
銀座は一丁目から八丁目まであるのですが、ここは終点の八丁目にあたります。
そのため距離的には新橋駅の方が近く、もうここらへんは銀座なのか新橋なのか曖昧な場所になります
▲先ほどの資生堂が入るテナントビル
▲その中央通りから裏側に進むと
▲またもや別の石柱があります。こちらは平成5年と書かれてありました
▲入ってみましょう
▲狭いです
▲豊岩稲荷神社がありました
▲お供え物も
▲来た道を振り返ります
▲その奥にも路地が…
▲じつはこっちがとても有名な路地で、至る所に監視カメラが設置してあります
▲奥に自動扉。自動扉のある参道も日本で唯一かもしれません
▲通りぬけできますの文字。しかし…
▲残念なことに終了してました。ここはNHKのブラタモリで紹介されてた場所で、いつか行ってみたいと思ってたのですが、ちょっと遅かったようです
▲本来は、ここのビルを横切ることができたのですが
▲いまは工事中でした。銀座はあらゆる場所でせっせと工事をしており、新陳代謝が激しい街です。
古いのを壊して、新しくのを作って、古いのを壊し、ビルド&スクラッチは続いています
▲さて、先ほどの銀座駅A2に戻ってきました
▲先ほども紹介した銀座プレイス
▲そのビルを横切ります
▲地下道から来ることもできます。ここの先にある道を右に曲がります
▲曲がったところ。奥にみえるのは近年できたGinza Six(元松坂屋銀座店の跡地。六丁目にある)。インバウンドも見込んだ高級店が入るお金持ちむけのテナントビルです
▲そこから左を向くと、こちらも有名な路地があります
▲これは裏路地というか、普通の路地ですね(^_^;)
▲ここにも神社があります
▲ズンズン進んで
▲裏通りにでます
▲振り返ったところ。目玉はこの通りではなく、写真から見て右(通りから来たら左)に向いたところ
▲その右に行った先のところです
▲驚いたことに、こんな古い商店街が銀座に残っていました
▲昭和の匂いがぷんぷん漂ってきます。銀座の超一等地なのに!
▲なんといえないくたびれた感じがたまらないですね。ここは銀座の奇跡と言える場所ではないでしょうか
▲まるで地方の場末に来た錯覚さえ感じますが、ここは日本一の地価を誇る銀座のそのまた中心地。駅のすぐそばです
▲もはや昭和の遺構とすら呼びたくなる建物です
▲焼き肉さんも現役のようです
そして夜の銀座にやってきました
▲色とりどりのネオンが夜光虫のように人々を引き寄せます
▲英国屋&ティファニー
ここの間にある路地は、夜になると赤い水玉模様を映し出し、人々の目を楽しませてくれます
▲のはずですが、この日はあいにくの雨だったため光が水に拡散してしまい滲んでいました
▲仰ぎ見ると、赤い水玉模様を照らし出すライトが輝いていました。来るなら晴れの日にしましょう
▲のはずですが、この日はあいにくの雨だったため光が水に拡散してしまい滲んでいました
▲仰ぎ見ると、赤い水玉模様を照らし出すライトが輝いていました。来るなら晴れの日にしましょう
そして最後は、ルパン。文豪から支援されて開いたお店ということで、川端康成や大佛次郎、岡本太郎なども通ったバーです。一番有名なのは太宰治ではないでしょうか。
そんなルパンを訪ねてみました(入店はしてません)
▲先ほどの銀座駅A2からユニクロ(あるいはGinzaSix)方面に歩くと、ドコモショップの手前で立ち止まります
▲先ほどの銀座駅A2からユニクロ(あるいはGinzaSix)方面に歩くと、ドコモショップの手前で立ち止まります
▲このビルを右折します
▲右にみえるのはすずらん通り。こちらも横切ります
▲時計屋さんの前でストップ
▲この裏路地に入っていきます
▲するとルパンがありました
▲路地はまだ続きます
▲奥に進むと飲食店がありました
▲新しくどんどん生まれ変わる銀座。
一方で歴史を重んじる建物や伝統がしっかりと息づいており、幾重にも歴史が交錯する楽しい街でした
大阪にもこのような所は有りますが、
やっぱり知らないと入っていけませんよね。
おはようございます。
去年の夏は大阪に行きましたが、大阪も多面的で熱量が高くて、とてもダイナミックで面白い街でした。今度また訪れるとしたらこうした裏道を巡ってみたいですね。
銀座はちょくちょく足を運んでいたのですが、色々調べてみたらまだまだ知らないところが沢山あって発見が多かったです。
こういう路地裏こそ歴史をみつける絶好の場所かなと思いました。
コメントありがとうございます。
大井町も路地裏は有名ですね!
知り合いの人に誘われて路地裏のお店で食べましたが、昭和の混沌とした風景がそのまま残ってて感慨深かったです。
その街の歴史に触れることができるのも路地裏巡りの醍醐味かなと思います。
新宿や原宿、大森あたりも整備された表通りよりも路地裏の方が若者を引きつけているので、やはり東京を楽しむなら路地裏ですね!
あぁ~、、コロナがなんとかなったら、銀座を歩いてみたいです。
どうもありがとうございました。
こんにちは。
聞きかじった知識に基づいて訪ねただけなので、たいした情報ではないのですが、少しでも懐かしく感じていただいたら嬉しいです。
銀座は路地裏が無数にあって、華やかな表通りとは違う隠れ家的な場所が沢山あるので、歩いてて面白い街でした。
たしかに神社は迂闊に動かせないですよね。
こういう小さな神社をみると、日本人の信仰心と伝統を重んじる気持ちを感じます。
コロナが落ち着いたら、是非とも歩いてみてください。