#万年湯
西武新宿線
#西武新宿駅
▲改札口
▲改札口を抜けて階段を降りて
▲外に出たところ
▲左に進み
▲歌舞伎町一番街がみえてくる
▲中に入っていこう
▲ずっと真っ直ぐ
▲右に大きな建物がみえてくるが
▲東宝ビルディングだ
▲巨大ゴジラをみることができる
▲ひだりにシネシティ広場。ここらへんがいわゆるトー横と呼ばれている。トーホーシネマズ横あたりでたむろする子どもたちのことをトー横キッズと呼ばれる
▲家庭に居場所がなかったり問題を抱えた若者たちが寝っ転がったり、椅子を持ち込んで座りながらダベったりしていた。歌舞伎町らしい刹那的で自由な風景
▲イベントがあるときはこうして人が集まる。これはコロナ前に行われたラグビーワールドカップ日本大会の時の様子
▲誰もマスクなんかしてなかった
▲トー横を過ぎて
▲左に大久保病院がみえてくる
▲その先に見えるのは大久保公園。いつもイベントをやってるところだ
▲この日は焼き芋フェスなるものをやっていた
▲すごい行列
▲ちなみに大久保公園一帯は、夕方から夜にかけて私娼の女性たち(パパ活女子。あるいは立ちんぼ)が立っている
▲その先へと歩くと
▲大通りにでる
▲この大通りをいったん渡り
▲右折する
▲ちょっと歩けば
▲ドン・キホーテがみえてくる。ここを左折する
▲歩いているのはイケメン通り
▲狭い道の両端には、韓国料理屋さんが軒を連ねている
▲若い女の子や親子連れ、カップルなどが沢山いた
▲再び大通りにでて
▲ローソンのところを右折
▲ちょっと歩いて
▲右折する
▲その奥に進むと
▲万年湯がある
▲二階にコインランドリーがある風変わりなところだ
開店前に到着すると、10人前後の高齢者たちが扉があくのを待っていた。公式では15時開店になっているが、実際は5分前ぐらいにお店が開き、待ちかまえていた人たちが続々と入っていく。
下足箱のスペースはすぐに人でギュウギュウ詰めになった。
▲熱気がすごい
様子を見ながら落ち着いた頃を見計らって中に入ると、受付は直進した左手にあり、その手前に小さな券売機がある。簡潔な説明なので迷うことなく購入。
ただ、券売機の設置が不安定なので、おつりのボタンを押すと機体が前後に傾いて困惑した。
受付に座るのは、50代ぐらいの女性。言葉使いはとても丁寧で人当たりはとても良かったが、多くの客をさばくのに精一杯だったためか少し険しい表情をされていた。
「フェイスタオルありますか?」とたずねると、タオルは受付の横に積まれ、その隣に小さなカゴがある。
帰りにこの小さなカゴの中に返してほしいと言われる。
奥には狭いながら休憩スペースが用意され、壁にはテレビがある。ただ電源は入ってなかった。
入り口は男湯が手前(左側)、女湯が奥(右側)だった。
のれんをくぐると、木目調のロッカーが目に飛び込んでくる。ここは和風をコンセプトにした銭湯で、カラーは木をイメージしたものばかり。統一感がしっかりと貫かれていた。
左側はドレッサーで右側にロッカーがある。ロッカーはL字になっているので、真ん中付近で着替えていると右側と奥の人たち両方から板ばさみにされる。可能なら端っこを使ったほうがいい。
脱衣場は外気を取り込んでいたのでかなりヒンヤリしていた。風呂上がりだとすぐに汗がひくのでちょうどいい。
浴室の扉をあけて中に入ると、島カランが2つある。といっても島カランは両方とも短く、右側にある間仕切りのカランが一番長かった。
シャワーの出はそれなりに使いやすいが、2016年にリニューアルしたので今は6年は経過しているとあってかシャワーの一部が均等に出ていなかった。鏡も水あかで曇っていた。
このように水回り設備は5~6年で問題が出てくるようだ。
左の手前にくぼんだスペース立ちシャワーがある。立ちシャワーの勢いも弱く、デザイナーズ銭湯だと設備がしっかりしてるという印象を持っていたが、それもリニューアル当初に限った話か。
右手前にシャンプーや石鹸の備え付けがいくつも置いてあって、自分で持ち運んで使い終わったら元の場所に戻す。
左壁に目を移すと、壁を掘り下げられたところに水風呂がある。左右に段差があり、かなり浅い作りだった。人が入ると水が溢れるので、真横にある島カランのところでシャワーを浴びていたら突然足もとが冷たくなってビックリした。
湯船は左を手前にしたL字型で、その一番手前にあるのが薬湯の熱湯。
白濁のお湯で一見すると微細泡のシルク風呂のようにも見えるが、お湯に溶かす袋が浮いていたので薬湯だろう。
手を突っ込んでみたところ、めちゃくちゃ熱くて48℃近くだろうか。
デザイナーズ銭湯でこんなに熱いお湯があるのはかなり珍しい。最近はサウナブームに触発されてか昭和回帰の流れが起きているのかもしれない。
ただ熱すぎてほとんどの人が利用していなかった。これではなんのための設備か分からないので、もう少し低めのほうがいいのではないだろうか。
奥にある主浴槽の白湯で、至って普通というか、少しぬるいぐらいの40℃前後。なので入るときもまったく抵抗がなく、いつまでも入っていられそうだった。
主浴槽の左側がバイブラで、真ん中に電気風呂、右端に座湯のジェットがある。
壁絵はチップタイル絵の鶴の一群。シルエットを描いたようなもので、抽象性の高い絵になっている。
以前来たときは浴室内がかなり暗かった記憶があったが、今回はむしろ明るい印象を受けた。といっても間接照明が基本なのですごく明るいわけではないが、視認性になんら不都合はなかった。
客層は高齢者がやはりメインながら、時折若い人たちが入りに来てて、中高年もちらほら見かけた。
ここは新大久保のど真ん中にあるということで観光客が押し寄せる地域ではあるが、入浴客はそうした観光とは無縁の高齢者ばかり。ただ、そうした観光客が来なくてもかなり繁盛してるので、むしろこれ以上来られたら大変かもしれない。
新大久保や新宿はあらゆる欲望がうずまく場所であるが、万年湯はそれらとは対照的に控えめで伝統を重んじる日本らしさを堅守する銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 新宿、新大久保
経路 新大久保中心部へ
周辺の環境 商店街
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 鶴の一群
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 和風で綺麗
シャワーの出 ほぼ問題なし
浴槽の種類 薬湯、水風呂、バイブラ、座湯、電気風呂
サウナ なし
温度 40~48℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり
◆人
受付 50代と80代ぐらいの女性
客層 高齢者がほとんど。一部若者
【案内】
住所
〒169-0072
新宿区大久保1−15−17
電話番号
03-3200-4734
アクセス
山手線「新大久保」駅下車、徒歩5分
休日
土曜
営業時間
15:00−24:00
※東京銭湯ホームページ転載
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