銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

銭湯の閉店が相次ぐ

2021-05-05 07:29:00 | お知らせ
最近は悲報が相次いでいます。
先月は、日本で初めてコインランドリーを導入した加賀浴場、三年前にリニューアルしたばかりの天狗湯が4月末で幕を閉じることになりました。


天狗湯
(2021年4月30日閉店)

▲東急の世田谷駅が最寄り駅です。無人駅ということで乗降者数は少ないのですが、街自体は活気があるところです


▲鎌倉の江ノ電を彷彿させる路線で、三軒茶屋から下高井戸を結びます




▲駅を降りて左折し




▲横断歩道をわたったら




▲右手にみえてくるのが天狗湯でした。駅近という利便さも良かった所です




▲4月末で終了とありますが、すでに以前から休業していたので、実質すでに閉店してるような状態でした






一昨年あたりの年末に訪ねたのですが、とても綺麗で設備がしっかりしてて、とても人気のある銭湯でした。
なので世田谷の天狗湯が閉店すると知ってビックリしました。
経営者もまだ若かったし、やはりコロナの影響があったのでしょうか…。


南湯
(2021年4月20日閉店)


▲西武の新桜台駅です




▲階段をのぼって


▲右にぐるっとまわれば


▲商店街があります


▲途中で右折します


▲この細い路地に入っていくと




▲南湯がありました


▲とても古い建物です






こちらは閉店する直前に訪ねたのですが、残念なことに休みで、結局来たけど入ることの叶わない銭湯となってしまいました。
先代の方が閉めていいと言われつつも残していたようですが、なかなか厳しかったようです。
個性を打ち出した銭湯のため、入れなくて残念でした。


加賀浴場
(2021年4月30日閉店)


▲加賀浴場は、王子駅を下車して王子神社からしばらくのぼった先にあるところです


▲ここはモダンアート風の浴室ですが、目玉はなによりも日本で初めてコインランドリーを導入したことではないでしょうか


▲マンション銭湯というのも都心らしいところです


▲味わい深いタイポグラフィも記憶に残る銭湯でした


▲始まりがあれば必ず終わりがあります。コインランドリー史においても一つの区切りとなる残念な廃業となりました



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (southandnorthface)
2021-05-05 12:16:32
@batasyan batasyanさんへ

燃料費の油も高騰してるんですね。そのあたりは知りませんでした。たしかに銭湯の経費で大きな割合を占めるのが燃料費と目にしたこともあるので、油代の値上がりは経営に大打撃でしょうね。
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Unknown (batasyan)
2021-05-05 11:35:50
そうですか。この時期の閉店はコロナだけでは無いかと。大きいのは油の高騰だと思います。まあこれもコロナの影響で上がってるんですけどね。残念ですよね。
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Unknown (southandnorthface)
2021-05-05 10:21:34
@rose-tky モンモンさんへ

これも時代の流れとはいえ、寂しいですねぇ。お客さんが来ていても、後継者問題や設備の老朽化、今だとコロナとか色んな要因が絡まって廃業に至っているのだと思います。
銭湯って外国にはない日本特有の文化だから出来るだけ残ってほしいのですが、なかなかそうした価値が認められていないもどかしさも感じます。
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Unknown (rose-tky)
2021-05-05 09:57:09
ええー さみしいですわねえ
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