銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

双葉湯(八戸・陸奥湊)

2022-10-22 06:02:00 | 銭湯
#双葉湯





JR八戸線
#陸奥湊駅
▲八戸線の陸奥湊駅。通称うみねこレールと呼ばれる。八戸線の鮫駅にある蕪嶋(かぶしま)神社はうみねこが有名なのでそれにちなんだのだろう。
八戸線ははじめて乗ったが、車内にゴミ箱があって驚いた。トイレもあるし、チケットも駅員さんが回収する。すべてが電車内で完結している

▲のどかな風景の駅








▲階段をのぼって



▲待機室


▲待機室を抜けたら


▲左にまがる(右に進むと、柳湯というのがある)


▲降りたところ


▲イサバのカッチャの像。土偶のようなおっぱいの強調がすごい…


市場で魚を売る人々のことを五十集(いさば)と呼ぶらしく、そこで働くおばちゃんが陸奥湊の象徴的なキャラクターとして奉られている。彼女たちが地域のきずなを繋ぐ中心的存在だからかもしれない。
包容力のある笑顔が魅力的だが、中年特有のだらしない格好をてらいなく表現しており、八戸の人たちの気取らない素直さやたくましさが滲み出てる気がする


▲イサバのカッチャの像の後ろでは新しい魚菜市場が建設中だった


▲近くにある地図。目の前の道をひたすら右に進むだけだ

▲右に向いたところ


▲ひたすらまっすぐ



▲残念ながらシャッターの閉まったままのお店がずっと続く






▲消防団の建物がみえてきたら

▲左手に双葉湯がみえてくる


▲ここは海にすごく近いものの、とくに塩害の様子は見受けられなかった


▲立派な建物である


▲建物から離れた通り沿いにも駐車場がある。利用客はほぼ車で来るだろうから駐車場の確保は必然だろう


▲入り口


▲中に入ったところ。靴置き場は下駄箱ではなく棚になっている


▲奥にはコインランドリーがある


▲階段かエレベーターでのぼる


入り口の前に立つと目の前はかなり広いロビーになっていて、ゆったりと過ごせる空間になっていた。飲み物の自販機もラインナップが豊富だ。
左側に受付のフロントがあり、座るのは70代ぐらいの女性。この業界ではめずらしくお化粧をしていて、身だしなみがしっかりしてると感じた。
「こんにちは」と挨拶して「貸しタオルありますか?」とたずねると、「貸しタオルはないんだな」と言われ、「買うのならあるよ」ということでそちらをいただくことに。「色はどれがいい?」と聞かれたので若い女の子に履いてほしいパンツの色と同じ白色を要望した。
「濡れたタオルはこれに入れてね」とビニール袋まで用意してくれた。
話す言葉はいたって標準語だったけれども、かなり訛っており、それがなんとも和ませてくれた。帰りのときは両手で頬杖をついてテレビをみていた。


女湯は入り口から見て左側で、男湯は右側。
のれんをくぐって中に入るとやや縦長の脱衣場で、左には荷物置きの棚が並ぶが、扉がついていないオープンスペースになっている。
その浴室(奥)側は一部鍵付きのロッカーになっていた。こちらなら貴重品を入れても大丈夫だろう。
実際に若い二人組は衣類を棚に入れて、財布やスマホなどはロッカーに入れていた。
脱衣場の右側には鏡台とドライヤー、それに給水機がある。給水機があるのはありがたいが、ドライヤーの真後ろにあるので、水を出す際にドライヤーを使ってる人に飛び跳ねないか気を使う。


浴室の扉はやたらと重厚感があるステンレス製で、中に入ると浴室は湯気で充満していた。
換気の扉が開いてなかったので、換気扇だけでは追いつかないのだろう。
真ん中には島カランがあり、左右の壁にもカランが並ぶ。
左手前には立ちシャワーが一つだけあるが、こちらは機能が盛りだくさんでかなりハイテクだった。
お湯の温度調節ができるダイヤルにハンドシャワーがあるが、高さを調節するバーが設置され、さらにお湯を出すハンドルの上には別のお湯がでるノズルもあった。自分みたいな一見さんには情報量が多すぎた。


通常のカランのシャワーはみんなハンドシャワーで、ビニールホースだけど一部金属のものもあった。
珍しいのは、蛇口は一つだけで、水の出る蛇口がない。このへんはどういう理由なんだろうか?と思ったら、よくよく見るとかつては温度調節ができたであろうハンドルがあった。ただ、回してみたら簡単にはずれてしまった。
カランのメッキはだいぶすり減っており、建物の年季を伺わせる。全体のレイアウトは、昭和というよりも平成を彷彿させるデザインである。
カランの基礎部分は茶色で、床が薄緑色。きちんと磨いているので輝いている。壁部分は白色で、落ち着きと清潔さを同時に感じさせる組み合わせだ。


浴槽は奥側にあって、実質ひとつの湯船になっている。
左側がボディジェットとジェットバスで縦に並んでいる。
真ん中がなにもなくて、その右側がバイブラ。さらに少し手前にせり出す形で、電気風呂が設置してある。
電気風呂は微弱な感じで、マイルド。お湯も43℃ぐらいと普通である。
この地域は軒並みお湯が熱いのかと思ったけど、通常範囲だった。
浴槽の奥はブロックガラスが積み重なった壁になっていて、やさしい光がそそぎ込むのでなんとも柔らかな雰囲気に包まれて気持ちがほぐれる。


ここはサウナもあって、入り口の右側に設置してある。
サウナの前には水風呂があり、手を突っ込んだところかなり冷たかった。水温は16℃前後ぐらいだろうか。ギリ2人ほどが入れるスペースだが、誰も好き好んで密着して入りたくないので、これだと実質1人で使われるだろう。
サウナの中に入るとこじんまりした空間で、座るところにタオルなどは敷かれてなかった。
頭上の高いところにテレビがあり(正直見えづらい)、この時はNHKで八戸駅の新幹線開業20周年記念イベントの告知が伝えられていた。2022年12月3日と4日に青森県出身のタレントである王林さんが1日駅長をつとめるようだ。


▲自分が八戸駅を訪れたときは鉄道150周年記念のイベントをやっていた




▲中学生たちが地元で有名なえんぶりを演じてくれていた


テレビのチャンネルも自由に変えていいらしく、浴室の入り口横にあるステンレスの棚の上にリモコンが置いてあった。
温度自体はかなり低くて、そんなに汗をかく感じではない。火力が弱いのかと思ったら、扉の下に隙間があって、そこからすきま風が吹き込んでいた。密封性の低さが原因かもしれない。


客層は高齢者がメインながら若者や中年も多くて全体的に年齢層はバランスがとれていると感じた。
部分的な老朽化は見てとれるけど清潔さはしっかり保たれており、全体を通して居心地がよかった。なによりも受付の女性の対応がすばらしく、気持ちよくあとにすることができる銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 陸奥湊
経路 線路沿いを歩く
周辺の環境 住宅、商店街、ちょっと歩けば港

●空間演出
建物外観 ビル型
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ボディジェット、ジェットバス、バイブラ、電気風呂、水風呂
サウナ あり
温度 43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 人柄の良さを感じる
清潔さ きれい
貸しタオル なし(購入270円)
備え付け なし

◆人
受付 70代の女性
客層 高齢者や中年、若者


【案内】

施設名
双葉湯

施設タイプ
銭湯(公衆浴場)

住所
青森県 八戸市 湊町大沢28-16

アクセス
大沢バス停より1分

駐車場
約15台
駐車可能

TEL
0178-33-3885

※サウナイキタイホームページ転載


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (southandnorthface)
2022-10-22 17:35:20
夢母さんへ

コメントありがとうございます。
つい最近になって、東日本の新幹線が3日間自由に利用できる鉄道開業150周年切符が販売されたので、これを機会にと青森の八戸まで行ってきました!
ほかの地域も行ってきたので、少しずつ紹介する予定です。

八戸の飲み屋さんは楽しそうに思いました。海の男たちが住む地域だから、みんな豪快に飲むでしょうね。
蕪島で車が凹んでしまったのは災難でしたね。蕪島は実は行きたかったのですがスケジュールがタイト過ぎて行けなかったので今度行く機会があれば是非訪れてみたいと思っています。
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えんぶり (夢母)
2022-10-22 17:21:24
ずいぶん昔
八戸の飲み屋街で
えんぶりというお店で
飲みました

和みました

蕪島で
クルマ止めにぶつかり
後部が凹んだことも

遠征は続くのでしょうか
楽しみです
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