銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

松の湯(東京・早稲田)

2020-05-02 05:57:00 | 銭湯
東京・早稲田
#松の湯








東京メトロ東西線
#早稲田駅


▲東京メトロ東西線の早稲田駅




▲地図をみると、下が北方面なので、右方向にむかう






▲階段をのぼって


▲3bというところにでる


▲出たところ


▲先ほどの地図のとおり右側






▲左側には、なにやら神社


▲この流鏑馬はなんだろう??




▲とにかく一直線








▲右に早稲田の入り口




▲古本が売られてあった






▲もう見えてくる






▲橋下徹さんもよく利用した銭湯らしい






▲学生を歓迎する祝辞


▲裏手には早稲田大学校舎


出典:東京銭湯ホームページ引用


▲到着



玄関口に入ると、左右に下足箱。
靴を入れて中に入れば、最初に目につくのが質素なロビーだ。
緑色の長椅子が並び、その奥にテレビがある。椅子の色あいがなんとなく昭和っぽい感じがした。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲天井の飾り付けも印象的


その右側にフロントがあり、座るのは60代後半あたりの少し太めの男性。
大人の落ち着いた対応である。
貸しタオルをお願いすると「500円です」と言われたので貸しタオルは30円か。しっかり洗剤の匂いがするタオルだった(おかげで体にも洗剤の匂いが残ってしまったが…)。


男湯は右側で、のれんをくぐると脱衣場も無駄のない作り。
手前壁際にロッカーが並び、真ん中に座るテーブル。
左側に洗面台と体重計がある。


浴室の扉を開けると、浴室も天井の高い昔ながらの作りになっていて、真ん中に島カランが2つ。それと左側手前はカーテン付きの立ちシャワーが2つ並ぶ。
右をみれば、手前がサウナで6~7人は入れそうなスペース。その前(つまり右側の壁沿い)に水風呂。こちらは昔の銭湯にしてはやや大きめで3~4人は入れそうである。温度は14℃と冷たかった。
その水風呂の奥に打たせ湯がある。設備は2つあって、向き合う形になっている。角度によっては相手にしぶきが向いてしまうことも。さりげない角度調整が必要だろう。


メインとなる浴槽は奥にある。
こちらは4つに分かれていて、一番左が深浴槽。温度は43℃ほどで、その右隣がボディジェット。ここは41℃ぐらいか。
さらに右に入ると2つの座湯がある。水枕もあって、ちゃんと冷たい。
ジェットバスの圧もちょうど良く、温度も熱すぎないので快適だ。
最後に一番右が単なる白湯。
こんな感じで、古い銭湯ではあるけど、一通り揃ってる。


一方で残念な点もあった。カランの出がジョウロみたいに悪い。なので髪を濡らすだけでけっこう時間が掛かった。
さらに古さと汚さはイコールではないけど、割れたペンキが目についたりと、若干汚い印象を持った。
この辺は歴史の積み重ねで仕方ない部分もあるが…。


壁絵はすばらしく、色彩豊かなグラデーションの掛かった夕日を背景に大胆な構図の鶴が羽ばたいている。
こちらは油絵ではなくチップタイル。アニメ風の色彩だ。


出典:東京銭湯ホームページ引用


客層は、学生が多いのかと思いきや、ほぼ高齢者ばかり。ちょうど春休みの時期だったので、ほとんどの学生は出払っていたのかもしれない。
それでもだいぶ賑わっており、地元の人たちに人気のある銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 早稲田
経路 線路沿い
周辺の環境 早稲田大学

●空間演出
建物外観 昔ながら
壁画・眺望 鶴のタイル絵
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 けっこう悪い
浴槽の種類 ボディジェット、座湯、打たせ湯、水風呂
サウナ あり
温度 41~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 落ちついた感じ
清潔さ 全体的ふつう
貸しタオル あり(30円)
備え付け あり

◆人
受付 60代半ばぐらいの男性
客層 高齢者が中心


【案内】

住所
〒169-0051
新宿区西早稲田1−4−12

電話番号
03-3203-1655

アクセス
東京メトロ東西線「早稲田」駅下車、徒歩5分

休日
月曜

営業時間
15:00−25:00
※東京銭湯ホームページ転載


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (southandnorthface)
2020-05-03 13:22:16
@p4p 水枕はそのお店がしっかりメンテナンスしてるかどうかの指標ですね! カランのシャワーは残念でしたが(笑)

壁絵は、ほんと迫力があって素晴らしかったです。これがチップタイルなのは驚きでした。なかなか凝ってるというか、構図と色調が斬新でしたね。
鶴はそんなに多くないですけど、たまにあります。やはり縁起を担いだものだからでしょうね。屋号でも松竹梅を使われるように、そういうのを取り入れるのが銭湯らしいなと感じます。
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Unknown (p4p)
2020-05-03 09:14:36
スゲー壁絵だ!銭湯の壁絵で鶴は珍しいんじゃないですか?あんまり生き物は使っていないイメージです。此方の銭湯はカランの水圧以外は普通に良い銭湯ですよね。どうやら訪問時は混んでいたみたいなので、早稲田の学生さんだけではなく、しっかり地元民にも愛されている銭湯なんですね。水枕が生存しているのと大きめの水風呂が個人的にはポイント高し(笑)。
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