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日曜日は、姫路文学館・望景亭で、
「しの笛の調べ~春花想(はる、はな、おもい)」だった。
和室二間の会場は満席で、廊下には立ち見も出るほどの盛況だった。
しの笛の独奏、二重奏、琴との合奏、などで春の風情を楽しんでいただいた。
白鷺城春秋~桜舞う白鷺の空、千姫・春の宴(城山如水作曲)、などを演奏しているときに、会場が少し暗くなって、会場がざわめいた。
望景亭の日本庭園を背景に演奏会をしていたのだが、そこに白鷺が舞い降りた。
近くで見ると白鷺はかなり大きい。
翼を広げて舞い降りてきたものだから、演奏会場が一瞬暗くなった。
翼をたたんで、庭園の東屋の屋根に止まったり、石灯籠に止まったりしながら、演奏会場を覗き込んで、長いあいだ聞いていた。
白鷺が舞い降りた日本庭園を背景にしての演奏だったので、会場の皆さんも大喜びだった。
しの笛の音色に、谷あいの鳥達が鳴き始めたり、蝶がたくさん集まってくることはある。
白鷺もやはり、しの笛の音に惹かれたんだろうと思う。
だいぶん長い間、演奏会に聞き入っていたように見えた。
播州城山流 しの笛 風の音