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「震災がれき受け入れ意向、自治体名公開を命令 大阪地裁」という判決が出た。
http://www.asahi.com/articles/ASGDC4FGLGDCPTIL00J.html
震災瓦礫に放射能汚染がないかを不安視する市民団体の情報公開請求に対して、環境省が「黒塗り」で受け入れ先不明の回答をしたことに対する訴訟だ。
「国民の不安を煽らないために」という環境省の秘密主義は滑稽だ。
こんなことを「秘密」にしようとする環境省と政府であってみれば、「特定秘密保護法」なんかチャンチャラおかしい。
一時が万事でこんなふうに政府や省庁の都合のよいように「特定秘密」が指定されていけば「原子力行政」などは政府と省庁と「利権原子力村」のやりたい放題だ。
「特定秘密保護法」によって、不正・汚職の内部告発が封殺され、報道の自由、国民の知る権利、が侵害されることになる。
なるほど。安倍さんが「特定秘密保護法」に御執心だったわけは「原子力村の利権」を擁護して原発を売りたいためだったのか。
真実は分からないが、そんなふうにも取れる、このたびの「震災瓦礫の情報公開」判決だ。
ともかく政府のこんな姿勢を知ると「特定秘密保護法」がいかに馬鹿らしいかが想像される。
政府や省庁、行政機関の内部告発を封殺する「特定秘密保護法」などは撤廃すべきだなあと思う。
<追記>将来、量子コンピューターが実用化された暁には、すべての暗号が解読されることが予想されている。
量子コンピューターとセキュリティの終焉
http://blog.kaspersky.co.jp/quantum-computers-and-t…rity/1701/
政府の特定秘密を海外から知るようになる事態も想定される。
はたして何十年も「特定秘密」を守りきれるか疑問だ。