音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

電力会社は節電要請よりも代替電力確保を急ぐべし

2011年08月04日 | 日常雑感
最近は電力会社の節電要請が空々しく聞こえる。

電力需要だって、電力会社は水増しして発表しているから実際はエアコンを止める必要もなければ、夜間照明を落とす必要も無いそうなのだ。

しかし、これまでの日本が過度な贅沢をしてきたことを考えると、節約の姿勢は良いことだと思う。

だが過度の節電もまた控えなければならないだろう。

我慢して熱中症になったり、夜間の街灯を消して治安が悪くなったりするのは馬鹿げている。

予備電力も小出しに少しずつ出しているような気がしてしようがない。

本当は原発が全部停止しても予備電力はあるんだろうな。まだ有りましたと小出しにしてくるような気がする。

原発が稼動しないと企業活動に深刻な影響が出る、と経済界から声が上がっている。

これにしても恫喝か やらせのような気がしてしようがない。企業や経済界を人質に取っているような気がしてしまうのだ。

企業や経済活動に迷惑をかけないように、電力会社はもっともっと責任を持って努力をしなければならないだろうと思う。

いつまでも地域独占の現状に甘えていては、経済活動に迷惑をかけるだけだと思うから。

電力会社は国民に節電要請をする前に、もっともっと前向きに代替電力の確保に努力するべきだと思うなあ。

まだまだ、まだまだ、電力会社の本気が見えない気がする。

原子力村という処は利権の絡みで企業、アカデミズム、メディア、政府がこんがらがっていて身動きできないのが実態のように見える。
したがって、発表される情報が空々しく、疑わしく聞こえてしまうのだ。

脱原発は国民の世論だと思うが、原子力研究は必要だと自分は思っている。

したがって将来原発は終息させて、研究原子炉を本土から離れた無人島にでも作ればいいと思っている。

なので電力会社は国民に、空々しく聞こえる節電要請をする前に、代替電力の開発を本気でやるべきだと思うのだが。

もちろん発・送電の分離を事故のないように実現した上で。


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