音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

選挙制度の違憲状態に言及しない マスコミの劣化

2012年10月23日 | 日常雑感

先日、最高司法は現在の国政選挙制度は違憲状態にあると断罪した。

この状況はすでに10年にわたって続いている。

国会は事実上の違憲状態にあるわけだ。

立法府である国会がまずやらなければならないこと、それは違憲状態を解消する、選挙制度そのものの改革なのである。

これをせずして、解散総選挙をいくら叫んでも、選挙が実施されたとしても、それは無効なのである。

マスコミは「総理、解散はいつですか」と馬鹿の一つ覚えにような質問を繰り返している。

マスコミが採りあげるのは、解散総選挙はいつか、ということばかり。

まったく的外れであり、マスコミもここまで劣化したのかと呆れるほかない。

糾弾すべきは、選挙制度改革に真剣に取り組まない国会であるべきなのだ。

解散総選挙を叫ぶ国会議員達なのである。

最高司法の裁断を無視することは、憲法の根幹ともいえる、三権分立を無視する行為であり、それはすなわち民主主義を破壊する行為である。

マスコミやジャーナリズムが糾弾すべきは、この選挙制度改革の問題なのである。

国会は事実上違憲状態にある。マスコミは劣化して、まさに最低、最悪の体たらくである。

解散総選挙を叫ぶ国会議員達は、日本国憲法さえ知らない。

これらの日本国憲法を遵守しない国会議員は、速やかに政界から退場すべきである。

民主主義を破壊する国会と国会議員達を野放しにする、マスコミとジャーナリズムも許しがたい。





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