音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

幽霊研究

2013年05月26日 | ショート・ショート

一昨日、総理公邸に幽霊が出る、というニュースが流れていた。

なんでも総理公邸は「2・26事件」の舞台になった所で、事件の犠牲者が出るということなのだそうだ。

まあそんなこともあるのかなあ、と思ったので、幽霊研究をまとめてみようと思った。

幽霊は「出る、出ない」にかかわらず「幽霊現象」はあるんだろうなあと思う。

「幽霊現象」を研究するにあたっては、まず「都市伝説、噂」のジャンルと、本物の「幽霊現象」に区別する必要がある。

ここでは「都市伝説・噂」の類の幽霊現象は除外する。

「本物の幽霊現象」について考察したい。

「幽霊が出る」あるいは「目撃」したという場合、幽霊の「受容体」と「発信体」について考察する必要がある。

「出る」とか「見える」というのは「現象」なので、そこには必ず「エネルギーの変化」が存在する。

しかし、これを「あの世」とか「霊の世界」と早合点してはいけない。
あくまでも最新物理科学と宇宙論、量子力学からの考察だ。

「幽霊が見える」という人達は「受容体」の感度の鋭い人達といえるだろう。

「霊的現象多発地帯」「心霊スポット」あるいは「神社」などは一定のライン上に存在することが知られている。
そういった地点で顕著なのは「地磁気の異常」 そういった地域には巫女、預言者が多い。例えば断層帯。
脳の一定部位を微量電気で刺激すると、心霊体験をすることが知られている。
つまり、巫女、預言者、心霊体験者は磁気異常に対して非常に敏感な人達であると考えられる。
つまり「受容体」の感度が鋭いということだ。
しかし、古代人類は多くがその能力を持っていたのではないかと想像される。

磁気異常とは関係なく「幽霊が目撃」されるという場合は、また別の考察が必要となるだろう。

「幽霊が出る」ということは、そこには「エネルギー変化」が生じていなければならない。

ここで参考になると思われるのが、最新物理理論だ。

「量子論」によると「真空」は「全く無」の「静かな空間」ではなく、たえず、無から粒子が出現したり、突然消滅したりする「騒がしい空間」なのだそうだ。

また、最新宇宙論によると、我々の宇宙には、観測することも計量することもできない「ダークエネルギー」と「ダークマター」が存在している。

そして「多元宇宙論」によると、原子よりも狭い幅で複数の宇宙が無数に並存すると見られている。

こういった「現実」を総合すると、なんらかのエネルギー変化が脳に反映されて「見える」のではないかと想像される。

例えば「呪い」「怨念」「怨み」というような「強力な思念」はそれが電気的には微量なエネルギーであっても、空間に微かなエネルギー変化を残すかも知れない。

そこに非常に鋭敏な「受容体」を持つ人が行くと、微量なエネルギー変化を脳が感知して「見える、聞こえる」という現象になると思われる。

「幽霊」とは、あの世のものでもなく、心霊世界のものでもなく、単なる微量なエネルギー現象と、その鋭敏な受容現象であると思われる。

もうひとつの可能性は、「最新宇宙論」の「ワームホール」による「タイムマシン現象」ではないかとも見られる。

結論としていえることは「幽霊」は「あの世」のものでも「心霊世界」のものでもないと言えそうだ。

要するに、人類が未だ解明していない「物理現象」ということだろう。

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