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政府政治家の靖国神社参拝で、アジアの国際関係がギクシャクしている。
「靖国問題を外交関係に持ち込むべきでない」という政府のコメントほど、国際感覚の無い発言もないと思う。
「靖国神社参拝」とは、軍国主義・全体主義、政教一致の「国家神道」のシンボルへの参拝を意味する。
この意味は、軍国主義、国家神道 への逆行ということだ。
これが理解できない政治家が日本を国際的な平和・文化国家化へリードすることがホントにできるのだろうか。疑わしい。
「靖国神社参拝」にこだわる政治家は、自分から見ると時代遅れのナショナリズムの信奉者にしか見えない。
230万人もの日本軍兵士を悲惨な戦場に送り込み、無残な死に追いやった、軍国主義・全体主義と、その精神的支柱であった「国家神道」への礼賛とも見える靖国参拝は、自分にとっては時代遅れのナショナリズムにしか見えない。
これが国際社会の見方であり、軍国主義・全体主義への逆行を危惧するのが世界の目であるといえる。
これが分らない政治家に日本の将来を託すのは非常に危ういと自分は思っている。
もちろん、そうとは思わないという人達もいるだろう。当然のことだ。
この問題は国民的議論として、ジャーナリズムや公開討論番組で採りあげて、激論を戦わせるのがいいのではないかと思う。
政府閣僚政治家の言動に対して、国民は率直にどう思うかをNHKなどの討論番組で採りあげると良いと思う。
国民は政府閣僚の言動を鵜呑みにせず、じっくり検証することが重要だろう。
そして自分の意見をしっかりと持つ。
これが政治を監視するということだ。
それが主権在民、民主主義の正しいあり方だろうと思う。