音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

大津市教育委員会、教育現場の崩壊

2012年07月07日 | 日常雑感
大津市の中学生のいじめ自殺の事件は、現代の日本の教育現場の象徴といえる。

学校という閉鎖社会においては、起こるべくして起こった事件といえそうだ。

生徒を いじめから守るべき教師が生徒と一緒になって、いじめに加担するという、教師の人権意識の欠落。

いじめられている生徒の心情すら汲むことができない、教師の間ぶり。

さらにそれらの教師達の行動を組織的に隠蔽しようとする教育委員会の非人道ぶり。

大津市の教育委員会はもはや崩壊していると見えるし、大津市の教育現場も瓦解しているものと見える。

この教師達、教育委員会という組織の人権意識の欠落は、原発問題とまったく重なってみえる。

一人の人間の命の尊厳にたいする、驚くべき無関心。これは、もう教師の名に値しない。

教育委員会も、もはや教育の基本中の基本を忘れ去っている。

これはおそらく大津市だけの状態ではないだろう。

日本の教育現場と教育委員会がもはや機能せず崩壊している現状の一端と思える。

卑怯で姑息で自己保身しか考えない。さらには一人の命の尊重すら真剣に向き合うことがない。

現代日本の教育現場は崩壊している。

それは教師自体の人格の崩壊であるのだ。

最新の画像もっと見る