音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

総理 は 大丈夫?

2013年06月21日 | 裏読み 政治・経済
憲法96条の改正を掲げ、天皇元首の憲法改正を掲げ、原発再稼動推進を掲げる総理。

これはもう正気を失った破れかぶれの体としか見えない。

G8ではアベノミクスに対して、期待と同時に深刻な懸念も示された。

各国首脳の大方の見方は、日本経済に必要なのは経済成長ではなく、構造改革であり、中期的財政再建であると注文をつけた。

例によって、総理自身がドリルとなって強固な官僚体制と戦うと宣言していたが、やはり中身のない空虚な発言にしか聞こえなかった。

この総理は、ともかく「政治史に名を残したい」だけで動いているように見えてしかたがない。

それが当たっていないとしたら、全くのピンボケ政策を、総理ひとりがコーフンして叫び続けているだけのように見える。

天皇元首の憲法改正を悲願とし、あろうことか憲法96条の改正を掲げている。

憲法は「国民が人権を侵害されないように、国家権力に縛りをかける」ものだ。

96条を改正することは、国家権力の横暴を許す結果になる。

それよりも、もうヤキが回りつくして、どうしようもないと思えるのが「原発再稼動」の推進を掲げたことだ。

福島原発事故が終息もしていない段階での諸外国への原発売り込みは論外だし。
さらに呆れるのは国内原発の再稼動推進だ。
これはもう空いた口がふさがらない。

内閣だから、この総理だからこういった非常識を平気で打ち出せるのだろうが、一般企業であれば、絶対に許されないことだ。

靖国参拝、歴史認識、憲法改正で国際社会から無視されている安倍内閣。

原発再稼動を打ち出し、構造改革・財政再建に対策を打ち出せない総理は、もう死に体ではないかと思わずにはいられない。

投資減税は国債暴落と背中合わせであることは、専門家の指摘し続けるところだ。
アベノミクスは危険な実験でありギャンブルといえる。

ヘッジファンドはさらに攻撃を加えてくるだろう。

ヘッジファンドはすでにアベノミクスに見切りを付けているように思えてならない。

ヘッジファンドはここぞとばかり、乱高下を仕掛けて稼ぎまくるだろう。



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