音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

<富裕層 と 貧困層>   <成金特権階級 と 一般国民> 

2014年11月28日 | 日常雑感


きょうは友人と政治についてジックリ話し合った。

特に話題になったのが身近に垣間見える「貧困問題」と「格差の拡大」

「単身子育て家庭~母子家庭、父子家庭」への援助の緊急性。

さらに「要介護高齢者」を持つ家庭の経済的負担の重さ。

そんな状況で高校、大学に学ぶ子供を抱えている家庭の経済的負担。

身近に多いそれらの家庭と、それを放置し続ける政治の無策。

これらの家庭の困窮状況をじっくり話し合ったあとで、面白いことを思いついた。

「富裕層 と 貧困層」という「格差」の命名の的外れ、ということだ。

この分け方はおかしい。

正しくは「成金特権階級 と 一般国民」が正しい呼び方だろうということになった。

ごく少数の「大企業」と「二世・三世政治家」など「投資で儲ける」人々を「成金特権階級」と呼ぶ。

「中間富裕層」というのは実は少ない。収入はそこそこあっても「子育て」や「介護」と「ローン」で経済的には苦しい。

したがって日本国民を「富裕層と貧困層」に分けるのは間違いで、正しくは
「成金特権階級」と「一般国民」に分けるのが正しいという結論になった。

政府は国民の個人投資をさかんに奨励しているが、投資する資本を持っている個人は非常に少ない。

投機資金を持っているのは大企業と政治家くらいのものだ。

したがって、これらの人々を「成金特権階級」と命名するのが正しいだろうという話になった。

それ以外は「一般国民」でこれが国民の大多数だ。

個人投資は非常なリスクを伴うということを知らない一般人が、相場の変動で大損害を被り財産を失う例は多い。

現在のように加熱した相場に一般個人投資家が参入したとしても、果たして無事に乗り切れるかは非常に怪しい。

相場の格言に「一般投資家が参入し始めた相場は終りが近い。一般主婦層が株式相場に投資を始めた時、その相場は終わっている」というのがある。

現在の加熱相場をどう見るかは投資家によってすべて違う。

リスクは自己負担という覚悟で投資をしないと、財産を失う可能性が高い。

ともあれ「投資、投機」で儲ける人々を「成金特権階級」、それ以外の地道に働く大多数の国民を「一般国民」と呼ぶのが正しいだろうと思う。


<中間層の没落が止まらない>
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2014/11/13/shibayama-40/

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