音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

文明が滅ぶ時  原子力

2012年06月01日 | 日常雑感
古代文明は ある日突然滅んだように見える。

古代の巨石文明はそのよい例といえる。

マヤ、インカ、アステカ、アナサジ、古代ローマ帝国、などなど。

歴史学者は、文明の滅亡は産業の高度な発達により起こると指摘している。

現代の高度に発達した産業文明も滅亡を免れることはできない、と指摘している。

これは どんな文明も免れえない歴史の教訓といえる。

人口の爆発的増加、気候変動による水と食料の枯渇、そこから起こる資源の奪い合い・・・つまり戦争。

現代文明も古代文明が滅亡したのと同じ状況に直面しているのは明白だ。

現代文明は原子力という究極の破壊エネルギーを手にした。

現在、一番懸念されているのは核テロであり、早晩、必ず起こると予想されている。

アメリカにおけるサンフランシスコ、ニューヨークなどで同時に起きると予想される核による自爆テロだ。

こういった核テロによらずとも、核燃料廃棄物の蓄積により環境が破壊され文明が崩壊するのは予想される。

また地球の気候変動、地殻変動は激変が起きたことが知られている。

人間というのは妙な生物で、文明滅亡の危機が予測されても、それが現実になるまで目の前の繁栄と享楽にしか目を向けることがない。

原発もその例にもれない。

人間の自然に対する傲慢により多くの文明が滅んだ。現代文明も全く同じ道を辿ろうとしている。


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