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ニーチェは派手な表現をするので、哲学者の中でもポピュラーな人だと思う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3…1%E3%82%A7
一時「ニーチェ・ブーム」というのがあったが、案にたがわず一年ほどの「ブーム」で終わってしまった。
ニーチェの一番派手な言葉は「神は死んだ」
そのあと「永劫回帰」「超人」などという言葉が続く。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E5%8A%AB%E5…E%E5%B8%B0
現代の様相は「神も仏」も死んだというところだろうなあ、と思っている。
迷信深い人達は別として神社・仏閣に出向く人達は「信仰心・宗教心」からではなく「冠婚葬祭」と「気休め」に行っているように見える。一番の要素は「文化財観光」だ。
いわば「困った時の神頼み」「娯楽観光」であり、気まぐれ、思い付きの行動のように見える。
それでいいんだと思う。
「信教は自由」であり「信仰を持つのも持たないのも自由」であるからだ。
「神は死んだ」とニーチェが叫んだように、神社・仏閣は現在は「お祭り、祭礼儀式」などの「観光商売」をするところであり「文化財」であるからだ。
それはそれで非常に重要なことだと思う。
娯楽観光の場であり、文化財保護の場であり、心を休める場であるからだ。
しかし、現代の宇宙時代、IT時代に「古事記・日本書紀」の「創世神話」に納得している人がどれだけいるだろう。
世界の歴史と神話を時系列でならべてITに比較させたら面白いことが分かると思う。
ことに「日本神話」と「古事記・日本書紀」「中国・朝鮮半島史」をITを使って分析させたらおもしろいだろうと思う。
神武天皇は実在したのか、天皇・皇室が始まったのいつからか、神社はいつから存在したのか。
さらに中国史に記述がある「卑弥呼」は日本の歴史の中ではどこに行ってしまったのか。
さらに神功皇后と武内宿祢、住吉神、宗像神の事実はどうなのか。
根本的には天孫降臨とは、そもそも何のことか。
これらを検証するとニーチェのいうように「神は死んだ」そして「権威」だけが残っているのがよくわかるような気がする。
しかしそれは日本の古代史を研究する上での「歴史的資料、文化財」としては重要なものだと思う。
ITに歴史検証を求めたら、すぐに「デタラメ」と回答することだろう。