東日本大震災の後、また、東南界トラフ地震が予想される今、日本における巨大火山の噴火を調べてみた。
世界中では有史以前、1万1千年前の高度な文明遺跡が発見されたりしている。
この全く知られていない古代文明の消失も巨大火山噴火が原因であろうと見られている。
日本においても「壊滅的噴火~破局噴火」の痕跡が知られている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%B4%E5%B1%80%E5%…4.E7.81.AB
よく知られているものに、7300年前に南九州で栄えていた縄文文化を壊滅させた巨大噴火がある。
これは鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)の巨大噴火によっている。
「記紀の太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった天岩戸神話を鬼界カルデラ大噴火の火山灰の雲による大災害と見る動きもある」そうだ。
首都圏近郊の事例としては、5万2000年前に箱根カルデラの噴火で、西は富士川から東は現在の横浜市郊外にまで火砕流で覆われた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E5%B1%B1
他には穂高岳、阿蘇山の破局噴火が知られている。
日本では7000年~1万年に一回程度の頻度で破局噴火が起きているそうだ。
鬼界カルデラが生まれた噴火を最後に、ここ7300年日本では破局噴火は起きていないそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E7%95%8C%E3%…7%E3%83%A9
火山列島~日本の火山噴火事情は以上のようなものだ。
したがって7000年に一度、1万年に一度の破局噴火が起こっても驚かないようにしておくべきだろう。
ただたんに火山の噴火周期にすぎないのだから。