[運命というものは、人をいかなる災難にあわせても、
必ず一方の戸口をあけておいて、そこから救いの手を差しのべてくれるものよ。]
◇私は、いつも困ったことが起こると「捨てる神あれば、拾う神あり」と
思うことにしている。どんなに大変な事態でも、何かしらの救いがあるものだ。
何らかの救いがあって初めて困難なことがある、と私は思う。
◇現実は、どんな人にも平等に困難なこと、辛いこと、悲しいことを用意してくれているが、
それと同じぐらい救いを用意してくれてもいる。だから安心して、困難なこと、
辛いこと、悲しいことに臨めばよいのだ。
◇現実は多様なものだ。一面だけでは測れないものだ。
どんなことにも二面性は用意されている。
だから「捨てる神あれば、拾う神あり」なのだ。