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ブログ版 シュプリッターエコー

ああ、わびしきタンドリーチキン

2017-01-03 12:58:00 | くらし、商品
 JR三ノ宮駅の高架下にカフェ・サンタマリアというちょっと大き目の喫茶店があるんです。
 だいたい週に3回くらい、その店で朝食兼昼食の軽い食事をとってます。
 タンドリーチキンのホットサンドとそしてブレンドいコーヒーがお決まりのメニューです。

 タンドリーチキンはなかなかのもので、チキンとポテトと香辛料のコンビネーションが抜群にいいんです。
 コーヒーもいまどき珍しく、とっても熱いのを出してくれます。
 玄人スジの好みではコーヒーはぬるめに淹(い)れるのがうまいそうなんですが、ぼくにはやっぱり喉が焼けそうなくらいに熱いのこそが最高です。
 その二つのセットで550円。
 良心的な値段です。

 でもきのう(1月2日)は、はじめて残念な思いをしました。
 いつもはたっぷりと入っているチキンが、なんとも貧相なぐあいでしてね。
 まるでクズみたいな肉片がチラホラとこびりついているだけで。
 味も圧倒的にジャガイモの味ばかり。
 だもんで、サンドイッチそのものがペッタンコになっていて、あのグラマーないつもの豊かさがないんです。
 
 このメニューはもう5年以上も食べてきていると思いますが、こんなのはまったく初めてなんですね。
 なんだかデートをすっぽかされたような寂しい気分になったんです。
 お正月のことで、材料がたまたま乏しくなったのでしょうか。

 たった1回のことですから、本音を言うとなにも目クジラを立てるようなことではない、とは思うんです。
 ずっと楽しい気持ちにさせてもらってきたんですから。
 けれど、まあこれでごまかせるだろうと、そのように調理のひとが考えたのかなと想像すると、ちょっと複雑な気分になるんです。
 ここは神戸ですからね。
 誇り高いこの街に、そういうユルミはふさわしくないと思うんです。
 ぼくの好きなこの神戸でそんな料理が出されるのかと思うと、ちょっとわびしくなるんです。

 といっても、まあ、ぼくはやっぱり同じメニューをまた注文しますけど。

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