拉致生徒を「奴隷」に イスラム過激派が犯行声明
2014、5、6サンケイデジタル
ナイジェリア北東部ボルノ州で女子生徒276人が武装集団に拉致されて行方不明になった事件で、イスラム過激派ボコ・ハラムの指導者、アブバカル・シェカウ師が関与を認め、生徒を「奴隷」として売り飛ばすと脅迫するビデオ映像を発表した。フランス公共ラジオが5日、報じた。 シェカウ師は57分間の映像の中で「私が学校にいた少女たちを拉致した。西洋の教育は終わらせるべきだ。少女たちよ、(学校を)去り、結婚しなさい」と語った。地元の言葉で「西洋の教育は罪」を意味するボコ・ハラムは、シャリア(イスラム法)の導入を要求。キリスト教会のほか、学校への襲撃を繰り返している。 一方、ナイジェリアでは生徒を救出できない政府の対応を批判するデモが発生している。武装集団は4月14日、ボルノ州の学校を襲撃し、16~18歳の生徒らを拉致した。(共同)
これが、狂信者の考え方である。今回ムスリムの狂信者が起こした事件であるが、欧米のキリスト教にも女子教育に関して同様の考え方の狂信者が多数いる。
女性が賢くなると、バカな男性では家庭を維持できなくなるためと言うのが本音であろう。
彼らは西洋文明を否定するが、銃器はその西洋文明の象徴の一つである。その銃器を使い、西洋文明を否定する。矛盾していることに気付くこともない。他のまともなムスリムたちからすれば良い迷惑である。
彼ら狂信者の行動がムスリム世界でも異様に映っていることに気が付いていない。ムスリムの宗教指導者たちが本来このような暴挙を否定すべきであるが、宗教指導者の権威が及ぶ範囲が小さすぎて多数いる、そして意見が一本化できない。
また、「奴隷に売り飛ばす」とは未だに奴隷市場が存在するということか?最初に米大陸に黒人を奴隷として売買した商人は黒人だったことは有名なことである。
結局、その思考が未だに抜けていないことを自ら証明している声明文である。その矛盾さえ気付かない。
狂信者を救うことは唯一、殉教させてあげること以外ない。狂信者1人を救うため多くの一般人や兵士の命が損なわれる。例え救済されても地獄が待っている、それならば殉教させたほうが本人のためにもよい。
そして彼らの墓所の上に養豚場をつくれば被害者の遺族感情も救われる。