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社会科学上の不満

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台湾への感謝を忘れてはいけない

2014-08-03 00:01:01 | マスコミ批判

2014年7月26日 23時42分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=91717

2014年7月24日、台湾出張中に脳幹出血で倒れた日本人男性を救うため、台湾人男性が治療費を援助したことを伝えた台湾メディアの記事に、台湾のネットユーザーからコメントが相次いだ。

この日本人男性は2日に台湾を訪れ、5日に帰国する予定だった。
だが、離陸直後の帰国便のなかで脳幹出血を起こして倒れたため、飛行機は台湾の空港に引き返し、男性は病院の集中治療室(ICU)に入った。男性を日本に移送するには巨額の費用がかかるため、男性の妻は台湾の人々に助けを求めた。
すると、ある企業の社長が匿名で160万台湾ドル(約540万円)を寄付。
以前、日本でけがをした際に多くの日本人に助けられたことから、日本への恩返しのために今回の援助を申し出たという。この記事に多くのコメントが寄せられた。

 

日台友好!」
「最近嫌なニュースばかりだったけど、これはいいニュースだ」
「愛は国境を越える!」 い
「同じ台湾人として誇り。この社長の善意に感謝する」
「台湾は日本が好きだし、日本も台湾が好きだよね」
「台湾の日本への好感度は国同士の問題を超えている」
「東日本大震災で台湾は68億台湾ドル(約230億円)の義援金を提供。四川の震災では70億台湾ドル(約238億円)を中国に送った。日本は今でも台湾に感謝してくれているが、中国は台湾をばかにしてばかりだ」
(翻訳・編集/本郷)

 

 本当にありがたい話である。「台湾のこの匿名の社長さんありがとう」と多くの日本人は感動する。中韓の醜くウザくシツコい話題の中、一服の清涼剤のような話題である。

 しかし、最近その中韓の話題につき合わされていたためか、私個人はソースがレコード・チャイナであることが気になってしょうがない。

 こんなに親切にされても日本は大したお返しができない。東北大震災の義捐金のお礼の席上で席を用意していなかった民主党政権。そんな国家レベルの無礼をしたにも関わらず本当にありがたい話である。

 日本のマスコミでこれを報じたところはあるのか?恐らく無いであろう。日中記者交換協定の縛りもある。「台湾が中国と余りにも異なる国」との印象は日中記者交換協定の根幹部の「中国は1つ」に大きく抵触する。北京から支局を追い出されることを恐れて報じないのであろう。それならば救いがあるが、マスコミは「反日のニュース以外報じない」事に頭が固まっているのではと思う。

 日本政府も感謝とお礼をすべきである。例えば、P-1に更新する退役したP‐3C対潜哨戒機を提供するとか。これで台湾近海の対潜哨戒を行えば、台湾は安心できる。1機で台湾本土と同じ面積の海域を哨戒できる。10機も提供すれば、台湾フィリピン海峡の対潜哨戒も含め台湾のシーレーン防衛は強固になる。更にこの海域が安全になれば日本のシーレーン防衛にも有意義である。

*P-3C対潜哨戒機 日本は現在約100機保有、国産のP-1に順次更新

 

コメント (1)
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