日本の陸上自衛隊がこのほど、米国で米陸軍との合同演習を実施した。演習の合間、自衛隊は米軍兵士に74式戦車の油気圧懸架装置を見せた。
前傾、後傾、左後方傾斜の動きを見せると、米軍兵は興味を示し74式戦車の近くに集まった。
https://www.youtube.com/watch?v=On1Hn0UlydE&feature=player_embedded
ゴルフでも斜面では打ち方が変わる、同様に砲撃も水平時と異なり斜面では照準補正等が必要になる。常に水平を維持できれば命中精度は恐ろしく向上する。
http://japanese.china.org.cn/
引用元:http://japanese.china.org.cn/
ベトナムが欲しがっているようだ。1974年正式採用の戦車である。最早スクラップの運命であるのであればベトナムに安価で譲渡すればよい。
この74式戦車、1976の武器輸出禁止の閣議決定の原因となった兵器である。当時エジプトとイスラエルとが戦争中(第3次中東戦争)であり、エジプトがこの74式戦車を売ってくれと日本に依頼した。他方イスラエルも日本のC-1輸送機を売って欲しいと依頼していた。
C-1輸送機
戦闘中の両勢力に挟まれ困った三木政権が出した答えが武器輸出禁止の閣議決定。閣議決定と言うことは法律ではない。政令である。この意味が理解できていない方が左翼に多い。法律ではないので改正に国会決議は不要である。閣議で改正できる。
米陸軍が羨む性能の戦車である、装甲にアクティグ・アーマーを付け、照準器を最新に更新すれば、まだまだ中国の戦車相手であれば充分いける。ロシア製戦車相手でもなんとかなる、心もとないが。
ベトナムに譲渡すれば日越関係ももっと良好になる。以前お会いしたグェン大使が「日本、台湾、ベトナムとでシーレーン防衛のラインを作りたい」と仰っていた。その一環で74式戦車の譲渡を行っては如何か?確かに古い戦車であるが、米陸軍も未だに感激している性能を有している。ベトナムが受け入れれば問題は無いであろう。
その後、ベトナムが欲している89式小銃の輸出を行えばよい。
89式小銃