3月8日 14時27分
EU=ヨーロッパ連合は難民や移民の流入を抑えるため、経由地となるトルコとの首脳会議を開き、すべての難民と移民をいったんトルコに送り返し、保護が必要な難民だけをトルコから直接EU側に移住させる案を検討することを決めました。
中東などからヨーロッパに渡る難民や移民が増え続けるなか、EU各国は7日、難民の経由地となっているトルコのダウトオール首相をベルギーのブリュッセルに招き、首脳会議を開きました。
この中で、トルコは、経済的な目的の移民だけでなく紛争地のシリアなどからの難民も合わせていったんトルコ側に送り返し、保護が必要と認められる難民だけをEU各国に直接移住させる新たな案を示しました。
「(中略)」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160308/k10010435741000.html
EUは日本をどのように非難したか、もう忘れたのか?特に独国の日本非難を忘れることはない。「日本は移民を受容れろ」だったか、本当にいい加減である。しかしこれが国際政治の本質である。我侭な米国が沖縄諸島や小笠原諸島を返還した実績をもって一番信用できる国と言うことだ。あのジャイアンみたいに我侭な国が一番信用に値する国家と言うことに驚きを隠せない。
EU神話みたいなモノが存在しているのであろうか?仏国の日本好き等は「日本文化」の浸透力の差か?この場合「文化」とは高尚な「文化」でなく、アニメや漫画と言った「B級文化」や「食文化」の力が大きい。
トルコもいい迷惑である。本来、独国が全移民を受容れるぐらいの責任がある。メルケルが最初移民受入を渋っていた時、移民の子供の遺体を報道し、安ッぽいヒューマニズムとやらを煽ったマスゴミに載せられ、メルケルに圧力をかけた独国民自身の責任ではないのか?
80年前もユダヤ人に対し同様の行為を行った独国をはじめとしたヨーロッパ諸国。1938年のエビアン会議でユダヤ人の国家建設を提言したのはナチス政権のヒットラーとソ連のスターリンだけではなかったか。後のヨーロッパ諸国は反対であり、しかもユダヤ人差別が酷い状況のままであった。しかし差別でありまだ迫害まで行ってはいなかった。このエビアン会議の半年後に「水晶の夜」と言われるユダヤ人迫害が独国で始まる。
「民主主義は民衆の理性を前提とする」J.S.ミルが言った言葉である。日本も明治維新から帝国議会開催まで20年の時間を必要としている。
J.S.ミル
今までの独裁政治からイキナリ民主政治への転換は難しいのである。アラブの春とよばれた北アフリカのムスリム諸国で政権が安定している国はあるのか?
何事もイキナリ変化することは、そのリアクション(混乱)が予想される。欧米は「民主主義」の美名の裏に潜む混乱を予測できなかったのか?利権に目がくらんだと思われても反論の余地はないのではないか?
日本が移民や難民を大規模に受け入れることへの賛否 反対68.9% FNN
http://nstimes.com/archives/50348.html
との書き込みもあった。
「移民受容れ反対」これが日本の民主主義の答えである。それを圧力で曲げさせようとするのか?独国や中韓は。
仏国の次期大統領選の最有力候補ルペン女史や独国の政党ペギータは「日本を見習え」と言っている。
仏次期大統領最有力候補のルペン女史
が、EU財界(主にVW等独財界)は日本に少しでもダメージを与えたく歯軋りしているのではないか?VWの排ガス不正問題で日本のマツダのディーゼル車が脚光を浴びている。EU市場に進出しなかった経営判断が賞賛されている。それこそマツダのディーゼル車より排ガスが綺麗なディーゼル車など存在しない。
これがEU財界(主にVW等独財界)は許せない事なのであろう(作れないから、HV車も作れない元はポルシェ博士の発明なのに)。故に難民問題でも蚊帳の外にいる日本が許せないので難民受け入れの圧力を日本にかけていたのであろうが、トルコに難民を返還するとはトルコもいい迷惑である。
しかしこの「ずるさ」や「きたなさ」が国際社会である。左翼のお花畑の脳みそでは到底対抗できない。
日本も在日韓国人と言う不法移民に社会を荒らされて非常に迷惑している。難民の恐怖を社会に与える損害を日本人は既に知っている。