シュヴァルツェスマーケンと言うアニメがある。ライトノベルのアニメ化だそうだが、非常に問題作である。ロボットを戦闘機に置き換えると旧東独軍の物語であり、東独そのものと思われる、設定もそうなっている。密告を恐れ秘密警察との戦いなど東独の闇が描かれている。この作品をよくアニメ化できたものだ。
東西独併合直後秘密警察の非道さが日本でも一部報道された。自分の義母が、教師が、至る所に密告者や秘密警察の人間が多数いた。人間不信を生み東独復興の足枷になった。
併合直後、東独の一眼レフカメラ、ペンタゴンを入手した、そして驚いた。基本的なことが出来ていない。ミラーショックが大きいのである。1/60secと言われるISO100の時50mmレンズでの手振れ防止限界速度では対応できない。そして重い。1972年発売のオリンパスOM-1より遥かに重く、ミラーショックも大きな1988年製東独製最新カメラ、日本ではプロは仕事に使用できない。この現実に社会主義、共産主義の嘘を改めて実感した。
カメラ等の大衆消費工業品にその国の工業力水準が現れる。共産国で最高の工業力と言われた東独のカメラの水準がこの程度とは、1992年にこのカメラ、ペンタゴンML-5を入手して感じた。マウントは日本では既に絶滅していたスクリューマウントである。
その東独軍をモデルにした作品であり、戦闘機をロボットに人類の敵に異星生物と置き換えているだけである。
共産主義の人間が見たら激怒するのではないだろうか?それとも旧東独などの旧共産諸国の実態など夢にも思わず、共産党の甘言に酔っていて気付きもしないのか?この作品を見た時真っ先に思ったことである。
現在、共産主義国家で上手く国を運営できているのはベトナムだけではないか?人口も8000万人程度国土も日本の本州のみの広さ、そしてその実態はどこが共産主義なのか?と言うような状況だそうだ。キューバは失敗といえるであろう。ネパールは未だ不明である。
因みに、政治体制が民主主義⇔社会主義、経済が資本主義⇔共産主義である。そして民主主義≒資本主義で社会主義≒共産主義と考えると一応現実を理解し易い、飽くまでも=ではなく≒である。
現在日本で共産党を支持しているお花畑な連中は、共産主義者と言うより北朝鮮関係者である。戦前まで共産党は違法であった、戦後の設立に在日本朝鮮人連盟(北朝鮮)からの資金援助が大きい。故にGUQによる神戸騒乱鎮圧後に解散させられた在日本朝鮮人連盟の後継として朝鮮総連が設立され、これには逆に日本共産党の尽力があった。
ガルーズ&パンサー並みに人気がでたら、同様に特に共産党の息がかかった辺りからクレームが付くのかな?
密告で身近な家族さえ信用できない社会だった東独、これが共産主義国家の現実である。中国もそこまで酷くは未だないが、ネットの遮断(天安門事件や天津爆発事件の検索はできない)など自由がないぞ!そんな国家に憧れるのか?(最も共産主義下の社会など「暗い」だけで、明るいのは政府の指導下が殆どであり、見ていて胸糞が悪くなるだけ)。