聖書の外典に「ダニエル書」なるものがある。時代によりバチカンが正典としたり外典としたりしている聖典である、現在は外典となっている。このダニエル書で「緑が無くなれば文明(都市)は滅ぶ」とある。四大河文明など世界中の学会で否定されているが、日本では未だに文明の黎明とされている。この四大河文明の現在、砂漠化している。本来は文明が起きるということは食料の生産能力が絶対条件である。農業が出来ていたと言うことである。
中国が先頃、「ジャガイモの生産」を奨励した。経済の崩壊で今までのように穀物を輸入できなくなってきたためである。しかし、上手くいかないであろう。「水」がない。上智大学の渡辺昇一名誉教授が「中国は水が無く滅びる」と著書に書かれていた。
先ずは緑化が先であろうが、如何せん日本の援助もポッケナイナイで効果がない。共産党や地方の役人のポッケの中に膨大なお金が消えている。昨年、日本から砂漠の緑化のため80億円もの税金が国民の反対が多い中、外務省が支援を強行した。その支援の結果を国会で報告するべきである。そしてマスコミはそれこそ報じるべきである。それとも中国共産党のポッケに入ることに協力しているのか?
これが中国の緑化
アフガニスタンで中村医師がカンダベリー砂漠の緑化に成功した、なぜ中国の緑化に成功しないのか?支援は今回の80億円だけではない。相当な金額が中国の緑化に注ぎ込まれているぞ!
アフガニスタン、カンダベリーの奇跡
飲料水さえ不足しはじめている中国、偽物のミネラルウォーター等で誤魔化し切るにはそろそろ限界ではないのか?東北部では地下水の汲み過ぎで地盤沈下が頻発していて、なおかつ地下水も汚染されている。日本の汚染水の浄化設備の支援金もポッケナイナイで稼動していない。これが共産主義の実態である、旧ソ連も旧東欧諸国も似たような実態だった。口先でなく現実が証明している。
現在、特に中国人が地球にとり害虫となっている(北欧ではゴキブリと中国人は北欧には居ないと2000年代まで言われていた)。自然との共生が一番上手い民族は日本人であることは世界が認めるところである。左翼や特亜三国の関係者は反論されるであろうが、インド、インドネシア、フィリッピン、アフガニスタン等々の国での植林活動で緑を再生した実績を日本人は持つ。
神道は自然との共生を前提とし日本人の生活に入り込んでいる。「植林」と言う文化を有しているのは日本人だけであり、近年欧米でも日本人の「植林」と言う文化が改めて見直されている。
田んぼだけでなく社稷と鎮守の杜(森→自然、杜→人工)がセットの日本の田園、この鎮守の杜に小鳥が巣食うため中国や欧米のようなバッタの被害が日本には少ない。中国や欧米は一面耕作地でありバッタの被害も戦争が中断するほど桁外れに大きい。
司馬遼太郎氏が書いていたが、元寇時朝鮮半島の山が日本に攻め込む船の造船のため禿山にされ、明治時代までそのままであった、と。
中国は遠回りでも先ず緑化を国をあげて推進し、同時に農業の建て直しを行わねば、恐らく失敗するぞ。後河川や近海の浄化を行わねば水産資源も復活することはない。漁業も現在のやり方では水産資源の枯渇は見えている。
トウ小平氏のように日本に素直に頭を下げてきたら日本が困る。しかし日本はもう中国や朝鮮半島に支援することはない。勝手に滅びてくれ!
*冒頭の絵画はダニエル伝の一節