2016年6月8日、中国のポータルサイト・今日頭条が、中国の失業率は政府発表の3倍である可能性について伝える記事を掲載した。記事によると、中国政府が発表している失業率は、この5年間は4%前後を維持している。
しかし、英国のFathom Consulting社による最新の報告によると、不完全雇用率は2012年と比べると2倍の12.9%になるという。
そのため記事は、実際の失業率は政府発表の3倍になるのかもしれないとした。これに対して中国のネットユーザーから様々なコメントが寄せられた。
「このままいったら失業者はもっと増えるだろうな」
「3倍どころじゃないだろ。たぶん10倍か20倍だ」
「3倍だって?30倍の間違いだろ」
「実体経済は確かに大きな困難に直面していると思う」
「政府発表の数字が正しかったことなどあるだろうか」
「実際には多くの人が自由業なんだけどね」
「中国には失業率などというものは存在しない。大衆による起業と呼ぶんだ」
「警備員の仕事はどこでも募集しているけど、やりたい人がほとんどいない。就職の機会はあるのに」
「本当か?うちの工場では毎日求人を出しているのに従業員が見つからないのだが」
「失業ってなんだろう?多くの企業が求人を出しているのに、楽に高給を取りたい人ばかりだから、何もしないんだろ」
「外国では失業したら生きていけないが、中国は失業したら実家に帰って畑を耕せばいいだけ」
Record china 配信日時:2016年6月11日(翻訳・編集/山中)
http://www.recordchina.co.jp/a141033.html
もっとも人口統計の数値もいい加減な中国、「公称13億人+2億人ぐらいいるかも」的な数値である。李克強首相自ら「中国の統計の数値は当てにならない」とし「電力消費の増加率と鉄道輸送の増加率しか見ていない」と発言したことは有名である。故に中国人民(国民)のこの反応も頷ける。
それならば、なぜ南京虐殺の政府発表の数値を信じるのか?明らかなプロパガンダではないか?当時の英国領事館の本国への報告書では「南京市民は外国人を含め25万人」である。南京は租界であるため多くの外国人もいた。このような反証の数値があっても江沢民の嘘を信じたいのか?毛沢東やトウ小平はそんな嘘は言っていない。
中国の「数値」そのものに信用がない。中国人自身もそう言っているではないか。