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社会科学上の不満

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ISが毒ガス使用、オバマ大統領の優柔不断が招いた悪夢

2016-09-23 00:00:05 | 外交と防衛

 ISが化学兵器(毒ガス等の大量破壊兵器)を使用したようだ。恐らくイラク戦争の開戦事由となった大量破壊兵器を隠蔽していた物を使用したのであろう。当時のフセイン政権がクルド族にマスタード・ガス(塩素ガス)を使用している、現在その慰霊碑もある。

【AFP=時事】イラク第2の都市モスル(Mosul)の近郊でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が米軍を狙って撃ち込んだロケット弾に、化学物質が充填(じゅうてん)されていた可能性があることが21日分かった。米国防当局者が匿名を条件に明らかにした。同当局者によると、攻撃はモスルの南方約60キロにある町ケイヤラ(Qayyarah)の空軍基地近くで20日にあり、負傷者は出ていない。使用されたとみられるマスタード成分による症状が表れている人もいないという。
 この空軍基地は、ISが支配しているモスルの奪還作戦を控え、数百人規模の米軍部隊がイラク軍と共に強化に当たっている。
 1回目の検査でマスタード剤が検出されたが、2回目の検査では検出さず、最終検査のためのサンプルがラボに送られたという。当局者はこのロケット弾について「軍事的には効果がなかった」と述べ、重大性は低いとの見方を示している。
 米軍主導の有志連合は先週、ISが化学兵器の製造に使用しているとみられていたモスル近くの工場を空爆して破壊していた。
 専門家はISが化学兵器を使用していると繰り返し主張しており、米国防総省もISが塩素ガスや硫黄マスタードガスを使用していることを確認している。

【翻訳編集】 AFPBB News

 世界は、お花畑の方の夢想を打ち砕く、そしてそのお花畑を利用し相手国の戦意を喪失させる戦略である。それに乗っかってしまっている日本のマスゴミ、いや完全に特亜三国のプロパガンダ機関と成り果てているのかな。

 2700年も前から、中国の孫子が言っていた。「幾ら堅固な要塞があろうとも行き過ぎた『平和主義の思想』が国民に浸透すれば要をなさない」と言う意味の条項がある。

 中国が日本のマスコミに食い込んでいるのは孫子からも容易に推測できる。また仏国営放送の特番も同じ見方をしている。

 

http://www.youtube.com/watch?v=s8N5L-kMFSQ

 因みにNHKは国営ではない、しかし仏国営放送は完全に国営であり、最終的には仏政府が責任を負う。責任の所在が明確なのである。

 オバマ大統領の優柔不断がISをここまで大きくしてきた。シリアの反アサド側に供与した武器が大量にISに流れている。ビンラデンやフセインは、最初は米国側で動いていた。いつの間にか反米となった。米軍と言うより米国→ホワイトハウスに問題があるのではないか?火事はボヤの内に消火しなければ大火事になる。チェコ・スロバキア侵攻時ヒットラーは英国の介入を恐れていた。「我が闘争」に書いてある。英国のチエンバレン首相(英国最大の無能な首相と評されている)が国内の平和主義運動にビビリ、ヒットラーの強大化を許した。その後第二次大戦と言う大火事に欧州は飲み込まれて行く。ラインラント侵攻時に、オーストリア併合時に、遅くともチェコ・スロバキア侵攻時までに英国が軍事介入していればボヤで済んでいたであろう。さすればポンドが未だに基軸通貨であった可能性も否定できない。

 ヒットラー総統(独)

 チェンバレン首相(英国)

 米国が中東のゴタゴタに介入しないと言う事は、ドルの保証に「石油」を必要としないということか?と言うことは金本位制の復活か?それとも他の「物」で保証するのか?

米国が基軸通貨の甘味を放棄するとは考えられない。

 それともISに縦断爆撃(日本人が言う「空襲」)でも敢行するのかな?FEAB(気化爆弾)で行なえば毒ガスも無害化(焼却)できる。破壊力は小型核兵器(広島型原爆リトルボーイ並みの5ktはある)である、これを複数落とされればISの大量破壊兵器もISも焼却される。放射能(放射線及び放射性物質)は出ない。

コメント (1)
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