苫小牧市立中央図書館でおこなっている実習。
本日は児童書の清拭。
定例作業のひとつです。
フロアに出てブックトラックで本を取りにいくのですが…
本棚の並び順を変えないことがポイント。
そのためのコツや方法は…基本のやり方以外はメンバーによって違います。
今日のふたり、方法論が違っていまして、お互いの意見を聞いた上でどうするかの結論が出せずにいました。
どちらのやり方でも良いのです。
ただ、人それぞれ記憶の仕方や段取りの組み方の得手不得手もあるものです。
また、病気や障がいの内容によって大きな違いが出てくることもあります。
なのでスタッフとしましては、「作業を滞りなく進めることができ」、且つ「自分なりの方法を身につけていくことができる」のが良いと考えています。
メンバーが言っていました。
「わからなくなってしまうのでメモを取りたいのですが、メモに時間がかかり過ぎると作業が遅くなってしまうので『紙』だけ挟みたいんです。」と。
手間であってもその方法をとり、時間もそれほどかからないのだとしたら…ということで本日はそのままやってみてもらいました。
指示されたことを守ること
その上で、自分に合った方法を見つけること
これらを繰り返しおこない、身につけること
一生懸命こつこつと作業するメンバーの姿から学んでおります。
お疲れ様でした!
いずみまさこ