今週のりふれっしゅ講座は、屋外へ。
4月~10月の最終金曜日のみ開館している「森林記念館」へ行って参りました。
一度行きたかったのです。(私が。)
森林浴のついでに、ちょっと立ち寄ろうという程度の気持ちでいたのですが…
今日は皆、「時間が足りない」と思ったようですよ!
本当に素敵なところです。
面白いところです。
ご案内くださった職員の方が優しい笑顔で迎えてくださったのも、居心地良く感じた大きな要因かもしれません。
「良かったらコーヒーでもどうぞ。」と言ってくださったのですが…タイムオーバー!!
あるメンバーは、「次に来るときには自分の(カメラ)持ってきていいですか?」と、既に次の希望まで語っていました。
昭和10年に建てられた古い建物を改修したとのことで、古民家のぬくもりと懐かしさが伝わってきました。
ギシギシなる床の音も楽しく感じられます。
旧字で書かれているのも何とも味わい深い…。
右上方には電気のひも。
今は壁のスイッチに切り替えたそうですが少し前まで実際に使われていたそうです。
馬具が展示されていました。
馬に携わる仕事をされてきたメンバーが「懐かしい~。昔はこれにお客様を乗せるためのこういうのをこうやってとりつけて…」と色んな解説もしてくれました。
こういうお話を聞かせて頂くのもとっても楽しいです。
森林にまつわるものだけではなく、当時の生活用品等も展示され、そして「触っても良いですよ」というのがまたなんとも素晴らしい!
チェーンソーばかり触っている写真ではありますが、それ以外もユニークな物ばかりでした。
例えば…
手に取って鳴らして良いとのことで、メンバーに音を出してもらいました。
熊がうなっているような音…。これが熊除けなのですねぇ。仲間と思って近づいてこないかとちょっと心配になってしまいましたが…。
「吸入器」
奥の宣伝記事を見ると、「小児肺炎の防止に」と書いてあります。
まさに、時代を感じます。
今ではポケットに入るプラスティック容器ですのにね。
瓶のコーラとファンタ。
これは私の子供の頃にありましたありました。
「昭和の生活」と書かれていたので、まあ懐かしいこと懐かしいこと。
それでも、「まだ生まれていない」メンバーが何人も一緒でしたので世代の違いをまざまざと思い知らされました。
こんなものも…。
当時のお部屋の様子。
一番の特徴は天井が低いことです。
背の高いメンバー、頭が天井にぶつかっていました。
「苫小牧市木場町王子製紙の丸太集積場」と書いてあります。
これをみて、私と同世代のメンバーが「懐かしい~」と感嘆の声!
また別のメンバーは、「今のメガドンキーのあたりですよね?母が言っていたのは本当だったんですねぇ。」と…。
そんなに古い話ではないですよね。
30年前頃でしょうか?
こんな掲示もありました。
森林記念館というよりも、楽しい社会科見学です。
しかも、展示物のほとんどに触れて良いのですから嬉しい限り。
山スキーの裏には、アザラシの皮が張られているそうです。
毛の流れがあるので、後ろにさがらないそうで…。
毛並みに逆らってさわると凄い抵抗感。
鹿の角。
「落ちているんですよ。」とのこと。
…心残りはひとつ、いや、ふたつ、みっつ…もっとかもしれませんが…
1)ロッキングチェアに座れなかったこと(「どうぞお座りくださいと言ってくださったのに、時間がなくて。)
2)珈琲をいただけなかったこと(木のぬくもりある道具がこれまた素敵でした!!)
少しの時間でも良いので、あの空間で座って一息つきたいですね~
今日は気分転換のりふれっしゅ講座となりました~。
(続く。なんとりすと会えました!)
いずみまさこ