もうみなさんお忘れになってしまったかもしれません。
2017年9月29日のりふれっしゅ講座で訪れた北大研究林内の「森林記念館」。
そこで、エゾリスが食べているエサについて話をしていたら杉山さん(森林記念館の職員の方)が教えてくれました。
最近見かけるエゾリスは、松ぼっくりをコロコロ転がしながら手もみ(?)をしているように見えます。
そして時に口の中にほおばり、松の実を食べています。
ほっぺをぷっくりと膨らませているその顔がまた可愛らしい。
またリスと会えたらいいな~と話していたら、杉山さんが「エビフライがあったから近くにいたようだ」というようなことを仰るではありませんか。
いずみ:「エビフライ?」
杉山さん:「そう、通称エビフライ。知らない?」
紙風船のみんな(もちろん私も…そしてその日いらっしゃった画家の「ののはらことはさん」も…):「???????…一体何がエビフライみたいなの?」
杉山さん:「リスが食べた後の松ぼっくりがエビフライみたいに見えるんだよ。」
この日拾った松ぼっくりがこちら。
じーっと見つめてみましたがイメージが沸きません…。
すると、杉山さんが取ってきてくれました。(私たちが焼き芋を美味しく食べていた間にね。)
杉山さん:「これがエビフライ。」
おー。
リスが松の実を全部食べ終えて、殻(?)を取ってしまった後の、残骸。
違いました。「エビフライ」。
杉山さんがあまりにも当たり前のように仰る「通称 エビフライ」。
思わず聞いてしまいました。
「杉山さん、『通称』って、森林のお仕事をしている皆さんの中での通称でしょう?私は人生で初めて知りました!」
「そうだなあ。この仕事しているみんなの通称だなあ。」とのこと。
人との出会いで、いろんな発見と世界の広がりがあります。
後日、ちょっと検証。
どうですか?エビフライ。
皆さんも、リスが食べた後の松ぼっくりを見かけたらぜひ「あ、エビフライ発見♪」と拾ってみてください。
知る人ぞ知る、「通称」を使えば一気に物知り博士になりますよ~。
→2017年9月29日りふれっしゅ講座のブログ記事はこちら (その4)
→2017年9月29日りふれっしゅ講座のブログ記事 (その1)
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いずみまさこ