みなさま、特に当事者YSDさま、そして就職先の店長を始めとした従業員皆々様、
お待たせいたしました!
3月8日、実習最後の日に店長から言われていました。
「あれ?〇〇(YSDさんのこと)の就職、まだ載っていないんだなあ。」
申し訳ございません、店長。
載せても良いかとは思っていたのですが、3月11日の正式採用を待っておりました!
今回の写真は、3月11日初日朝礼時の挨拶姿です。
(正面、お辞儀をしているのがYSDさんです)
この日、この時だけの貴重な瞬間です。
ご本人がどんな決意をもってこの瞬間に臨んでいたのか…
新たなスタート。
気負い過ぎずいきましょう。
怪我に要注意です…が、そんなことは既知のこと。
そうならないようにするためには、疲れ・緊張・焦りを知ること・気付くことを学んでいらっしゃいました。
周囲からは「障がい?何ともないでしょう?」と言われるYSDさん。
それはそうですよね。
病気や障がいは、自分の全てではなくて、自分の一部。
もちあわせながら生きているというわけで。
見た目ではわからないものはいくらだってある。
眼鏡やコンタクトレンズを使用している人に、「使わないで仕事しなさい!」と言う人は、通常ありません。
でも精神的な病気や障がいに関しては、…「努力」を謳われることも多いです。
程度がわかりづらく、また固定している部分と経験により伸びていく部分があるために、自分も周りも期待をかけます。
期待はありがたいこと。
努力はもちろん大切。
もちあわせながら…
就労に向けて、自分自身と向き合ってきました。
どんなことでも努力は必要だけど、「努力や根性で全てがなんとかなる」とはいえないことがあります。
自分だけでうまくいかないことは、現状を受け止め、対処法や補完方法を準備していきましょう。
これらは全て、職場の理解や協力なしにはすすめられません。
今回はジョブコーチ制度も活用することになりました。
多くの人たちが応援者です。
大きく変化する状況の中、地に足をつけて一歩ずつ歩んで行ってください。
笑顔と挨拶、いつも忘れずに。
いずみまさこ
追記:
お辞儀も、習得してからはメリハリある綺麗な姿勢でおこなっていました。
…が、紙風船では先言後礼。挨拶(=先に言う)をしてから、お辞儀(=後に礼)。
こちら、就職した「生活協同組合コープさっぽろ」ではお辞儀と言葉が同時ですからね~
組合員様へのおもてなしの気持ちを込めて、しっかり再習得してください。
これからも紙風船で習ったことを生かして頑張ります!!
あと怪我に気を付けます(笑)
そのYSDさんが就職したのですから…!それはそれは感慨深い思いだとのこと。
これからも、よろしくお願い致します。
あ、ちなみに、YSDさんのファンは、身近に2人おります。
綺麗な女性ですが、私と同世代かそれ以上年上の方でございます。ご了承くださいませ(笑)
自分は、東京で、就労移行支援・就労継続B型の事業所に通所している者です。
就職活動をして、一次面接、二週間の実習を経て、先日、内々定をいただきました。
YSDさん、ご就職おめでとうございます。
この記事を読ませていただいて、とっても響くものがありました。
僕は実習、大変、緊張しました。
いずみさんの書かれていることも、参考にさせていただきます。ありがとうございます。
響くものがある…その言葉がとても有難く嬉しいです。
本当は日々のメンバーの表情や話していること等をお届けしたいと思っています。時々、メンバーが投稿写真や文章を持ってきてくださったり、今回のYSDさんのようにコメントをしてくださったりしています。
内々定、おめでとうございます!
実習での緊張、紙風船のメンバーの様子と重ねて想像してみました。
これからですね。
「ぼちぼち、やっていきましょう。」
私が昔聞いた言葉で、震災後に神戸の作業所を立ち上げられた方が教えてくれました。企業様の視点にたつと、それではいけないと言われてしまうかもしれません。
でも、メンバーを支援する側に立ちますと…言われなくても120%か150%か、200%か…と思うほどのエネルギーで一生懸命に取り組むことが目に見えています。
これでは、勢いつきすぎて空回りになってしまうかもしれません。エネルギー不足になってしまうかもしれません。
「ぼちぼち」くらいで、ようやく100%まで抑えられるか、どうかといったところ。
本来は70%くらいで余力を残し、それを継続していくことにできたら…と思います。
なので、「ぼちぼち」かなぁと…。
良かったら、またブログをのぞいてくださいね。