知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

就寝時間です。

2009年06月21日 | Weblog
梅雨に入って、全国的に変な天気が続いていますね。

やたらと大雨やら、雷が鳴ったり・・・、また逆に全然雨が降らずに空梅雨状態のところも・・・。どちらにせよ、蒸し暑いです。


ここの施設は、山のふもとにあるため、夕方は、ときどき涼しい風も吹いたりして、ちょっと「いい感じ」なときもありますが、昼間は暑いです。

また今日などは、夜間も蒸し暑くて、利用者さんの居室にはエアコン(冷房)を入れました。もちろん、点けっぱなしは夏風邪の元・・・、タイマーもしっかり設定しておきました。



就寝時間になっても、なかなか寝ない人がいますね。

生活リズムが悪くて、毎日定時(PM9:00)に就寝の予定なんですが、周りの方が寝てしまっても、目がらんらんと輝いて、さあーこれからなにしよう・・なんて感じの方がいます。

もちろん困るんですが・・・・



一応、前にも書きましたが、10時まではTV観賞が可能です(別室で)。ところが、これが終わっても元気な方がいます。


どうしても寝られない、まだTVを観たい、本が見たい・・・本当は駄目なんですが、無理に寝かせても無駄なこと。かえって本人の興奮をあおるだけ・・・。

じゃあ、ということで、一応別室が用意されていて、眠たくなるまで、そこで過ごしてもらいます。やはり周りへの配慮が必要ですね。


また、9時には寝てしまっても、わずか2、3時間寝れば大丈夫な方もいます。
そう、夜中に覚醒して、廊下をうろつかれます。これも困ります。


ひどい人になると、他の利用者の居室のベランダの戸を、開けっぱなしにして、出て行く人もいます。本人は、何か目的があるのでしょうが、さすがに夜中にそういうことは厳禁ですね。



どうしても睡眠リズムが悪くて、昼間にも影響が出る方(例えば、昼間の作業中に居眠りをして危険がある、何もせず眠くて動けない・・等々)は、申し訳ないのですが、睡眠導入の薬を使用せざるをえませんね。これも、あまり強すぎると、翌日に影響が出ますので、ほどほどな程度に抑えて・・・。

やはり、睡眠リズムを作ることは、一日の生活では大切なことです。


そういえば、私の若い頃も、夜型生活をしてましたね。

施設の集団生活になると、そういう部分が難しくなりますね。



出来るだけ、薬を使わずにリズムが出来れば・・・と思うのですが・・。
コメント
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