知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

地元のお寿司屋さんに出張握りを・・・

2012年01月17日 | Weblog
施設では、利用者の方がそれぞれの作業班で、年に3回 レクリエーションという形で外食をしたり、見学をしたり、公園や遊園地等で楽しんだりする機会を持っています。



今回は、私の参加している作業班のレクリエーションでした。


季節も冬ということで、普段は大きな町へ出て、レストランを予約したりしていますが、今回は施設内で出来ることを計画しました。

以前にも計画したことがあるのですが、地元のお寿司屋さんに施設に来てもらって、直接皆(利用者メンバー)の前でにぎってもらったり、天ぷらを揚げてもらったりが面白いなあ・・・ということになり、依頼しました。



お寿司屋さんも快く引き受けていただき、お昼前の10時半頃に来寮され、準備をしていただき、いよいよ11時半頃から食べ始めました。



利用者の方も、外出の際に回転寿司を食べに行かれることもあり、特にお寿司が珍しいわけではないのですが、さすがに一般のお寿司屋さんには行くことはないですね。その意味でも、楽しい企画でもあると思います。



最初に、「今日用意しているネタ」をお品書きでいただき、実際に皆さんには好きなネタを見せて、食べてもらいました。


どんどん出てくる寿司ネタに、あっという間に食べてしまう人や、ゆっくり食べるためにお皿にモリモリになる人・・・等、食べ方も様々ですが、皆さん非常に嬉しそうな表情でした。


また、途中で揚げたての天ぷらも出てきたり、湯葉の入ったお吸い物もあり、結構贅沢なお昼ご飯になりました。



この日は、いつもの慣れた施設内ということで、食べ終わった後は、準備しておいたコタツに入って、TVを観て・・・と、非常にのんびりした時間を過ごすことが出来ました。


3時には、利用者の方と買い物に行き、事前に買っておいたケーキを、コーヒーを入れて一緒に食べました。



・・・ということで、外部に出て行って、たべることも良い経験になるのですが、こういった季節(特に冬季)は屋内でのんびり・・・もいいかなと、勝手に納得しています。



さて、たくさん握っていただいたので、皆では食べきれませんでした。・・・そこで、残ったお寿司は・・・・?



ちょうど休憩時間になった職員におすそ分け? また夕方、職員が仕事が終わる頃に、冷蔵庫から持ってきて食べてもらいました。



お寿司はおいしい!・・というのは、皆さんの共通の思い・・・?(うちの職員には、珍しく2名ほど生もの・・寿司が食べられない方がいます・・・残念ですね(笑))
コメント
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