知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

事業所と内職業者の関係性

2021年12月20日 | Weblog
各就労継続支援の事業所では、多くが内職的な作業を行っておられると思います。


当然、そこには内職業者が存在するわけで、いわゆる中間的な請負業者や、直接的に作業を提供してくれる業者等、様々です。


私の勤務する事業所も、同様に内職業者と契約していますが、すべての業者が、こういった福祉的、障害者的事業所に好意的なわけではありません。

中には、嫌々取引をされている業者もいます。

それは、こういう内職的業種を取り組む人材は、一般には少なく(一般でも家庭で少量取り組まれている方もいますが、あくまでも少量になります)、多量に安く、早く取り組んでくれるのは、こういった事業所になります。


私も、いろいろな事業所で、内職業者と接し、様々な経験をしました。

でも、お互い人間である以上、常に接していたり、話をしたりしていると、仲良くなったり、お互いの理解が深まります。


しかし、現在の事業所では、そういった関係性が少なく感じます、(直接対応している職員もそれを言っています)


結局、「嫌々」的な業者が多いためでしょうか?


今日も、たまたま私が業者の電話を取ったら、一方的に「誰誰をだしてくれ」と言います。「今、席をはずしています」と伝えても、逆切れして「はよ呼べ」と言います。

私もその対応に腹が立ちましたが、そこは冷静に、「折り返し連絡をします」と伝え、一旦電話を切りました。

ホントに、こういう対応電話を受けたのは、様々な事業所を経験してきて、初めてです。


それも、電話は早口で聞き取れません。おまけに名前を丁寧に聞き直すと、逆切れされました。


本心的には、早くこういう業者とは関係を断ったほうがいいと思います。

後で、担当職員に今までの経過を聞いたところ、いつもの状況だそうです。以前、数か月前(私が来る以前)に仕事をうまく回せなくて、迷惑をかけたそうで、その件があり、以降対応が悪くなった・・・といういきさつがあるようです。

それでも、現在はしっかり仕事もし、対応もしていますが、結局はその業者の人間は、当時の印象のまま・・・のようです。


実際、内職的作業では(特にA型は)収入は期待できません。むしろこういう対応の悪い業者は断り、もっと対応のいい業者を探すべきです。

嫌な思いをして、頭を下げ、仕事をもらうのではなく、しっかりした業種を探す方が得策です。


私もサビ管として、様々な方と対応します。

しかし、役所や支援センター、また利用者や保護者等を含め、いろいろな対応もしました。人生的にも60年以上生きているので、様々な方と接していますが、電話対応では、久々に腹が立ちました。

直接的に会って、文句を言いたいくらいですね。(まあ、対応してくれる担当職員に迷惑がかかるので、実際は出来ませんが・・・)


就労継続支援の事業所って、こういう部分でも苦労があります。


実際、こういう事業所が内職的作業をこなさないと、向こう側も困るはずなんですが・・・

それを分からない、バカ業者の担当者がいるので、知らしめたいですね。ホント・・・(ホントに一部なんですが)
コメント
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