知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

利用者の方の対応が本来の仕事

2022年03月02日 | Weblog
3月に入り、いよいよ法人の無駄な動きが加速しつつあります。


以前に投稿していました「職員の無駄な同じ法人内の他の事業所への研修」が始まりました。
一応、世間のコロナ禍の影響もあり、しばらく(当初は2月からの予定が)中断していましたが、結局始まったようです。
全く意味のない研修・・・

同じ法人内の事業所へ行って、何を得てくるのか?普段でも、いくらでも行き来出来る場所でもあり、その気になれば見学等も出来るのに(そこが同じ法人という利点)、なぜかこの職員が必要な時点で、それもベテラン職員を研修・・・
意味が分かりません。

なんとはなく、事業所の所長に意図を尋ねてみると、
「将来的な法人幹部への移行に向かい、人間的な向上を目指した研修と言う名の実習」だそうです。いやらしい法人のオーナーの意図が見え見えです。
ある意味、先日研修に行く本人にも聞いたところ、その意図を理解していたようでした。

私も、事業所の過去を知り、利用者の事をよう知っている職員でもあり、常に相談もしていた職員でもありました。

今回2週間の研修で、それも近場の同じ法人内の事業所研修・・・

この影響はどう出るのか?



最近、非常に忙しいです。

それも、利用者さんの対応が増えてきたこともあります。ある意味、これが本来の業務・・・だから仕事に対するしんどさは、あまり感じません。

今、うちのバカな施設長は、来月から稼働予定の「新事業所」の申請に役所に足を通わせています。
昨日も、随分書類上のミスを指摘されて戻ってきました。

私も、何度か新規事業所立ち上げに関わらせていただいたので、面倒さはよく知っています。(そのあたりは、施設長もプライドが高く、私には一切ヘルプを求めてきません)

まあ、横目で大変だなあ・・・と見ているだけです。


利用者の方が、サビ管の存在を理解し、相談できる相手なんだ・・・という認識を持っていただきつつあるため、特に最近は、出勤後に「お話、いいですか?」と尋ねてこられます。
これが本来の業務だ・・・と、自分でも納得して対応しています。

一番面倒なのは、施設長が勢いで言った言葉内容を、利用者の方が納得しないまま、苦情に変わったり、変な誤解につながっている場合です。
最近は、それが頻回に起こっています。

例えば、ここ数か月内で、体調が向上してきたので、(利用者さん)自身もやる気が出て、勤務時間を伸ばそう・・・と言ってきたことです。

ただ、施設長は、以前の体調の悪い頃のイメージを優先して、「まだ様子を見たい」とか「今は従来の時間で・・・」とか伝えたようです。
当然、やる気を持って臨んでいた利用者の方は納得いきません。
私が先日面談を行った際も、その苦情を紙に書いて持ってきてくれ、説明してくれました。

その利用者さんの担当の医師もOKが出ているのに・・・と、私も施設長に話すると、嫌々でしたが、しかたないな・・・みたいな感覚で時間延長に応じました。


この施設長は、以前から問題があることは、私が何度も投稿していますが、目の前の事象に対する対応は、それほど問題はありませんが、自身の持つイメージ(それが少し古い)を大事にしてしまい、
そのイメージのまま思い込みで対応されるのが問題です。

利用者さんも職員も、日々変わってきています。

それが1か月前のイメージや、昨年のイメージを重視したら、現在の状況とは違います。

それを自身で認めようとしないのです。

「あの方は〇〇だから・・・」とか「あの職員は〇〇だから・・・」と決めつけてしまう。最低ですね。

例えば、昔在籍していた入所法人施設などでも、いくら利用者の方が重度さんで、大きな変化がないとしても、やはりその場での状況や変化を見極めて、判断しなければなりません。

この施設長さんは、元老健施設等におられたようで、それが影響しているのか・・・確かに高齢者の方になると、それほど日々の変化は少ないかもしれません。
それでも、人は全く同じではないと思います。

人をイメージで判断する・・・これは一番やってはいけないことですね。


そういう上司は最低です。(世間でもそういった方は多いですね)


最近は、自分の本来の業務(利用者さん対応)に戻り、ちょっと安心感も・・・。


コメント
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