知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

皆さん、お帰りなさい。

2009年01月06日 | Weblog
お正月の帰宅期間も終わり、利用者の方々も施設に戻ってきました。


「おめでとう!」「ただいま!」と元気よく玄関から入ってこられる方、ほんとうは戻りたくなかったのに・・と、しぶしぶ入って来られる方、何もなかったかのように、いつもと同じように玄関で上履きに履き替えて、さっさと自分の居室に戻られる方・・・、それぞれ様々です。でも、みんないろいろな経験をして来られたと思います。

施設に入られた頃は、保護者とのしばしの別れが辛くて、玄関で泣き顔になる人や、ちょっとパニック状態になる人もいましたが、これも何回も繰り返すうちに慣れてきたのでしょうか?あっさりと、普通の生活にすぐに戻っています。

むしろ、保護者の方のほうが寂しそうに帰っていかれることもあります。


職員も、まず保護者の方と新年の挨拶をした後、利用者の帰宅期間中の様子や出来事、また健康状態等を尋ねます(中には保護者の世間話に付き合うことも・・)。
そして、明日からの援助の参考にさせていただいています。

たった1週間の間でしたが、家族や身内で過ごせた期間は、貴重ですね。



さて、翌日からはまたいつもの生活が始まります。今日は、ゆっくり休んで下さい。




職員のほうですが、以前はお正月も勤務することも多く、元日から顔を合わすこともあり、年賀状等の挨拶は出来るだけ控えるようにしていました。

しかし、職員の数も増え、新職員などは先輩の職員方に年賀状を出して、新年の挨拶をされる方も出てきました。職員によっては、年末から年始まで、一度も顔を合わさないこともあり、最近では年賀状もいい意味での挨拶になっています。
また、年賀状に書きそえられた一言や、普段見られない家族の写真等、職員間でもまた違った面を見られるときでもありますね。



さあ・・、明日は1ヶ月に1度の体重測定があります。
帰宅期間中に、いっぱい飲んで食べていていた人は、ちょっと体重が増えているかも・・・?(職員も??) でも、仕事が始まれば、すぐに元に戻ってくるでしょう。


また、新年新たな気持ちで頑張りましょう!




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初詣に行きました。 | トップ | お正月早々、怪我人が・・・ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (管理人)
2009-01-11 21:57:09
そうですね。
うちの施設でも、それが元になって帰宅期間が短くなりました。以前は2週間だったのが1週間に・・・。この制度の問題点でもありますね。そのため、外泊も1泊2日なら・・って感じになってます。
返信する
外泊減額 (Heart さん)
2009-01-11 10:52:40
支援費制度になってから、入院や外泊で施設にいない期間は報酬が減額されることになっています。自立支援法になってからは、8日間までは20%減額、それ以降はゼロになります。
そのためウチの施設でも、それまでは2週間の帰省期間を設定していたのですが、今は設定すらしないで各家庭の都合で決めることになりました。
利用者さんの中には、ずっと家にいたい人もいるのでしょうが、施設運営の為には致し方ないのでしょうね。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事