知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

今日も職員と大喧嘩

2022年11月30日 | Weblog
「大喧嘩」というと、何を言い合いしたのか?と思われるかもしれません。

今回は、この事業所の「内職作業」の取り組み方についてです。


元々、A型事業所と言うのは、就労困難者が一時的に将来の就労場所への復帰のための、訓練場所でもあるわけです。
つまり、それに向けての業務がこなせるように、自身を鍛えていくのが、本来の姿です。

体調や精神状態等、今までそれが十分な状態に保てていなかったため、
また様々な理由や、他者からの抑圧や人間関係等に悩み、一旦職場を辞退した経過・・・というものが、各自になると思います。


この事業所は、特に年齢の高い方は、人生の、言わば最終的な就労場所的な位置づけのかたもおられます。
60歳を超え(すでに50歳代後半の方も)、一般就労には大きな期待がなく、実際に難しい・・・といった現実を目にすれば、
そういう考え方になるのも、分かります。

すべてがそういう訳ではありませんが、比較的多いようです。


しかし、年齢が若い方には、まだまだ将来が待っています。

40歳代以前の方ならば、将来的な就労場所への期待感はあると考えます。
実際に、最近も一人の方が一般就労されました。

事業所では、そういたカリキュラムや職員側の方向性を示すものが存在しません。
早急に整理すべきです。また構築していく必要があります。


ところが、前半に伝えた生涯この事業所的な、後退した考えの方向けの作業・・・内職作業に集中する職員も多く、
今回もその件で大喧嘩になりました。


今日も、3時の利用者さんの退勤時間が来て、皆帰宅されます。
その後、職員は本来なら残務整理、翌日の準備、利用者さんの記録等、様々な業務が待っています。

しかし、ある職員が始めたのは、本来利用者さんが行う業務である「内職」を始めたのです。

それも、明日までに梱包箱20箱を目指して(その時点で、利用者の方が完成出来ていたのは15箱)残り5箱を職員で完成させる・・・というのです。

何のために?


納品があるから?

じゃあ、その時点で完成出来ないような発注をしてこなければ、いいのです。
見通しも持てない、利用者の後始末をする・・・
そんな作業内容は、A型としては最悪です。(これがB型なら、未だ許せるのですが)

結局、作業をもらうがための作業?矛盾しています。

こうした先の見えない、お金にもならない「内職作業」をもらってくるのは、ほとんどが素人施設長です。
施設長になって、もう1年たつのですが、一向に利用者を理解せず、A型とはなんぞや?という基本的な部分も、学ぼうとしません。
ただたんに。法人本部から言われる収益をあげる努力をしようと、あがいています。

その方向性も、自分から探ろうとせず、いい仕事を探すこともせず、安い単価しかもらえないような「内職仕事」を行い、
満足しています。

それも、この「内職仕事」は、事業所のためではなく、同じ法人内の他のB型事業所のためです。
(※内職業者が、B型では契約が出来ないというので、しかたなくA型事業所が形上、契約しているというものです)

ならば、一番簡単な仕事だけ引き受けておけばいいのに、相手の要求する多くの安い工賃の仕事をもらってきます。

あまり考えたくはありませんが、そのB型事業所の施設長が若くて美人らしく(私はそうは思いませんが)、A型事業所施設長はメロメロ・・・。
訪問してきただけで、へらへらして、嬉しそうに対応しています。
そう、そのA型とは私の勤務する事業所です。

いわば、その嬉しさがあるせいで、この事業所が犠牲になっている・・・ということです。


ただ、その3時以降に取り組んでいた職員も、それが疑問に思っていても、何も出来ないし、むしろ助長しています。
結局、勤務の終わる6時過ぎまで、その内職仕事を行い、本日の業務終了・・・馬鹿か?


あきれて何も言うことがありません。


終わった後、その職員になぜ、私が怒っているのか、分かるか?と尋ねたら、全然違う答えが返ってきました。

自覚もありません。


やはり、進歩のない事業所・・・、早く去ったほうがいいかもしれません。

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