good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」(ネタバレ注意)

2011-10-08 20:47:54 | 映画
評価:★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために
人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって
最大の危機を巻き起こしていく。

ルパート・ワイアット監督
ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント他出演

「猿の惑星 創世記ジェネシス」を見た。
ネタバレあるので注意!

評判良いようだけど、むかつく映画だった…。
復讐とか仕返しとかに共感しないせいかもしれない。
シーザーは復讐のために立ち上がったというより、単に自由になりたかったのかもしれないけど…。
なるべく人を殺さないようにしていたしね。
その中途半端さも、なんかいらつくのよねー。←やることなすこと癪に障る状態(笑)。
あのウィルスで人類が激減しそうだからいいけど(?)、山の中にこもっただけで、どうにかなると考えていたなら、
シーザー、能天気すぎる(笑)。

もっともっと猿たちにひどい仕打ちがされていて(薬の実験台にされることで十分ひどいと言えるかもしれないけど、
猿での治験て多分当たり前だよね…。いきなり人間に治験するわけに行かない。それを当たり前と考えること自体が
傲慢で、確かに猿はかわいそうだし、やらずに済むならやらない方が良いのはもちろん分かるけどさー)、それで
大激怒して、生きるために人間を殺しまくる、とか、それくらいやってくれたら、納得がしやすかったような気もする。
気がするだけ。

シーザーたちが猿の格好してる人間にしか思えず…。やってることが馬鹿な人間と同じで、いらいらしてしまったよ。
これはシーザーたちに共感・肩入れして見ないと、微妙だねぇ。

あとウィル(ジェームズ・ブランコ)の最後の言動に拍子抜け。
シーザーを殺そうとして失敗、猿に殺される、とかいう終わりかと予想してたのに…。

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」が好きなわたくしは、マリーンさん、あいつらをやっつけてちゃってください!と
思いながら見てた(^_^;)
情報がちゃんと伝わらなかったんだろうと解釈したけど、軍隊でなく警官が、しかも少ししか来てなかったことに苦笑い。
騎馬警官なんか、見映えのために出したとしか思えない(笑)。
米軍に出動してもらって、赤子の手をひねるように鎮圧してほしかった←それでは「猿の惑星」の前日譚にならない。

あのウィルスで人類激減→猿は賢く進化して人類支配という流れなんだねー。
そこは映画の中では描かれなかったけど…。
コメント (2)
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