2012年3月に見た映画のまとめ

2012年3月に見た映画・ＤＶＤのまとめ

3/2　顔のないスパイ（映画館）
3/17　シャーロック・ホームズ　シャドウ・ゲーム（映画館）
3/17　奇跡のシンフォニー（ＢＳ）
3/20　ＧＡＭＥＲ（ＷＯＷＯＷ、吹替版）
3/21　戦火の馬（映画館）
3/24　長ぐつをはいたネコ（映画館、２Ｄ吹替版）
3/24　ビッグ・フィッシュ
3/25　テイキング・ライブス（ＷＯＷＯＷ）
3/30　アンノウン（ＷＯＷＯＷ）
3/31　ドライヴ（映画館）

劇場5本、ソフト1本、ＷＯＷＯＷ3本、ＢＳ1本、合計10本。

3月はごたごたしていたのと、Dlifeでドラマを見てるので映画をあんまり見られなかった…。
でもまた快調に見始めましたよー。
明日は1日でサービスデーなので、少し遠出して「スーパー・チューズデー」と「ヘルプ」を見る予定♪

本日の予告編

今日見た予告編。

宇宙兄弟
バトルシップ
ジョン・カーター
アメイジング・スパイダーマン
メン・イン・ブラック３
幸せの教室
ダークナイト　ライジング
タイタンの逆襲


「ダークナイト　ライジング」の予告編見たのは初めてだったけど、密度が濃い感じでかっこよかった。ぞくぞくした。
ちょっとガチャガチャしすぎてる気もしたけど…。
トム・ハーディは本人と分からない（笑）。
IMAXで見てみたいねぇ。遠いから無理っぽいけどさー。

「タイタンの逆襲」の予告編も初めて見た。
予告編だけの判断では、前作より面白そう。監督変わったのかな、と思って調べたら、変わってて、今度は「世界侵略：
ロサンゼルス決戦」のジョナサン・リーベスマンだそう。期待。

バトルシップ、幸せの教室、ダークナイト　ライジングは見る。
タイタンの逆襲はちょっと微妙。

スパイダーマンはいまいち見る気がしないなぁ。
最近リブートってのが多すぎるよねー。

ジョン・カーターは予告編からして興味が湧かない。原作も知らないし…。
「バトルシップ」と同じテイラー・キッチュが主演だそうだけど、私の覚えにくい部類の顔らしい。
「ウルヴァリン」のガンビットと言われても、顔を思い出さない＾＾　

「ドライヴ」（ネタバレ注意）

評価：★★★

ストーリー（Yahoo!映画より）
天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー（ライアン・
ゴズリング）。ドライバーはアイリーン（キャリー・マリガン）にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫
スタンダード（オスカー・アイザック）がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで
倒れている姿をドライバーが目撃し……。

ニコラス・ウィンディング・レフン監督
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、アルバート・ブルックス他出演

「ドライヴ」を見た。ネタバレあるので注意！




ライアン・ゴズリングの映画を見たのは初めてなんだけど、なるほど、ブレイクも納得の色気ですなぁ。
写真で見ると顔のパーツが寄ってて典型的なハンサムではないけど、イケメンさんですわー。笑顔が優しげで良いのかな？
足長い、というか、腰の位置が高くてお尻小さい。
誰かに似てるなぁと映画見てる間思ってて、クリストフ・ヴァルツと気がついてすっきりしたけど、今、ネットで写真を
いっぱい見て、ジェイク・ギレンホールとも感じが似てるね。あとノア・ワイリーとかジョゼフ・ゴードン・レヴィット。
困り顔仲間（笑）。
唇の薄さはベールさん並み＾＾

さて、内容。ネタバレあるよ！

初めはすごく良かった。孤独で寡黙な男って感じで、映画も静かで抑制が利いてた。
でも、一発の銃声に椅子から飛び上がってびっくりした後は（静かな映画で突然大きな音がするとビクゥ！ってなって恥ずかしい）、
どんどんマフィア映画みたいなバイオレンスになって、映画の雰囲気が変わって、ちょっと乗れなくなってしまった。。。
とても残念。
ライアン・ゴズリングはすごく良かったし、抑えたままで最後まで行ってくれたら、満足できただろうなぁ。
静かは静かなんだけどね。
淡々と暴力を振るう映画って最近流行りなのかしら。北野武っぽいのかな？（北野映画見たことないけど）

あの主人公、人を殺すのにためらいがないけど、どういうことですか。過去や家族を一切語らないから分からないけど、
そういう人ということで納得するのか。
孤独で陰があってちょっと犯罪にも関わってるけど根は良い人かと思いきや、暴力にためらいがなく狂気を見せたり、
なんか主人公が良く分からないんだよねー。
現実の人間はそういう多面的で複雑な存在だと思うけど、映画でやられると違和感を感じるんだよね。
愛した女性を守るために人殺しまでする純愛！みたいな感じかもしれないけど、いやいやいや、この主人公、もともと
特殊な過去があるでしょ、殺すにしてももっと方法があるでしょ、と思う。

最後はどういうわけ？
てっきり主人公も…かと思ったら、ええ？？
「ホットファズ」のニック・フロストみたいに、ジャジャーン！ってケチャップでも出すのかと思ったよ（笑）。
あれは血のりというわけではないんでしょ？
映画のスタントやってたから、そういうのに馴染みがあって、準備してたのか？とか考えてしまった。
刺された場所によっては大丈夫なのかもしれないけど、結構出血していたし、傷口を縫いもしないで、輸血もしないで、
運転して逃げられるものなの？？？←そういうことを考える時点でダメだよね。
ハードボイルドとしても徹底しないでしょ、あれって…。
主人公はこういう生活を繰り返して来て、また繰り返して行くのか。

序盤の空気が良かっただけに、後半にがっかりしてしまったけど、ライアン・ゴズリングとキャリー・マリガンには満足した。
でもキャリー・マリガンはあんまり活躍しなかったなぁ。

キャリー・マリガンのイメージで清楚な人妻と思わせてるけど、十代で？出産という行動からして、あんまり清楚と
いうわけではないのでは…。アメリカではそうでもないのかしら。
夫役のオスカー・アイザックと雰囲気違って、結婚してることに違和感。でき婚だからということ？

明日は「スーパー・チューズデー」も見るので、ライアン・ゴズリング祭りです。

なんか貶しまくってるようだけど、世間的には絶賛空気で、ちょっと肩身が狭い。。。
「告白」の絶賛空気のときの置いてけぼりポカーンという感じと同じようないら立ちがあるわ～。
ライアン・ゴズリングの寂しげなたたずまいは良かったよ。

なんかごちゃごちゃ書いたけど、要するに、単に、私が過剰な暴力描写が好きじゃないだけなのかもしれない
あとノワールというものが好きじゃないんだよね。主人公が悪い方向へ追いつめられて行く姿を見るのはしんどい。
でも、人の感想を読んでると、もう一度見たくなって来るよ…。千円になるクーポンメール来たし、見直すかなぁ。

追記（2012/11/8）
主人公のアンバランスさが居心地悪いんだよね。
自分のせいもあって夫が死んだ未亡人に対して「もし良ければ一緒に…」とか言うのは、ちょっと頭のネジが
飛んでるように感じる。
そういうところが気持ち悪い。
でも結構多くの人があの主人公をかっこいいと感じるのが不思議だーーー。感じ方の違いだから仕方ないんだけどー。