good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

Museグランストンベリー2004(ライブ・フロム・アブソルーション・ツアーDVD)

2013-09-14 23:19:17 | Muse
MuseのGlastonbury Festival2004を収めたライブ・フロム・アブソルーション・ツアーのDVDを見た。
8月21日だっけ?廉価版が発売されたので、それを買ってあったんだけど、しばらく寝かしてました。
まだハラバルーをもっと見たかったし、アルバムもまだ聴き足りないし~、と思って。
今までもYou Tubeでも見てるんだけど、ちゃんとソフトを通しで見たのは先週9月7日。

収録内容(MuseWikiより)
1.Hysteria
2.New Born
3.Sing for Absolution
4.Muscle Museum
(Citizen Erased+Take a Bow (instrumental))
5.Apocalypse Please
6.Ruled by Secrecy
7.Sunburn
8.Butterflies & Hurricanes
9.Bliss
10.Time Is Running Out
11.Plug In Baby
12.Blackout
(Stockholm Syndrome + riff + Stockholm Syndrome outro + Execution Commentary riff + Agitated riff)

Extras
1.Fury - Los Angeles
2.The Small Print - Earls Court
3.Stockholm Syndrome - Earls Court
4.The Groove in the States - Cincinnati / San Diego
5.Thoughts of a Dying Atheist - Wembley Arena (hidden)
6.Endlessly - Wembley Arena (hidden)


モーガンさんは、2004年夏にクリスが手首を怪我したときにサポートで入ったのがきっかけだから、グラストンベリーの
ときはまだいないんだね。

本編?の方、シチズンとストックホルムが収録されていなくて、ガッカリだよ!!
何で落としたのかな。残念。特にストックホルムは最後がカオスで面白いのに…。
ストックホルムはアールズコートのがエクストラズに収録されているけど、そちらは音も画質も良くないからねぇ。

自宅で何かを見ているときだいたいツイートしながらなんだけど、今回は珍しくツイートせず見た。
ツイートする気にならないくらい集中して見た。

吐く息が白くなってて、6月下旬のイギリスって寒いんだね。そしてグラストンベリーは旗がすごい。

冒頭のHysteria、すごい力んでる感じがした。気合の入り方が半端じゃないような…。かっこよすぎて鼻血が出そうです(笑)。

Sing for Absolutionのイントロでなぜか涙が…。
人の感想では音楽を聴いて泣いたというのを良く見かけるけど、私は音楽で泣くことは滅多にないので、珍しい経験をした。。。
Museを聴くと、普段あまり使わないリリカルとかメランコリーとか叙情的とか、そういう単語を思い浮かべるよ。
それでいて硬質だったり、ゴリゴリのロックだったりもするのが面白いよねー。

Sunburnのイントロのピアノは空気を切り裂く感じがして、ハッとする。

Blissのイントロでマシュー少し転びそうになった??ちゃんと映ってるわけじゃないので違うかもしれないけど。
ブログに書くために今また再生してるんだけど、Blissを一緒に歌ってて、なんだかまた感動してしまった…。
このときは伝わってくる気合が半端じゃなくて、とにかく圧倒される。

そしてベースの低音にしびれるTime Is Running Outなんだけど、突然のカニ歩き!なんなのこれ(笑)。
マシュー、前からこれをやろうと考えて練習していたんだろうか。他の二人はこれを見て笑わなかったのか??
私は笑わずにはいられません(笑)。
TIROの後で息が荒くなってるマシューの鼻から出る息も白く見えて、なんかおかしくて笑ってしまう。ゴメンナサイ。

Plug In Babyで回るマシューの映像をちゃんと使わない編集者は分かってないなー。

Blackoutの次にストックホルムがあって終わるのに、ストックホルム落とすから、なんだかすわりが悪い…。
Blackoutの最後にマシューがギターを頭の上に乗せるところで手の平が見えるけど、右の人差し指から血が出てるみたいだね。


エクストラズについて。
本編には含まれない曲がおまけ?として収録されてる。
The Groove in the Statesは、アメリカで結構小さ目のライブハウス?でやったときの映像なのかな。このころは
まだアメリカではあまり売れてなかったのか…。

さらに隠しトラック?があることを、MuseWikiを読んでさっき知った…。
Thoughts of a Dying AtheistとEndlessly。
アルバムを聴いたときはピンと来なくても、ライブ映像を見ると猛然と好きな感じになる曲があって、
アブソルーションはまだあまり聴いてないせいもあるけど、Thoughts of a Dying Atheistをアルバムで聴いたときは、
特徴的なメロディのところにハァ?ってなってたけど、映像見てからはなんかすごく好きになって来た!(笑)
こういう気持ちになるときが一番幸せで楽しさを感じる。
そしてEndlesslyの間奏のピアノでなぜかまた涙が…。

本編とエクストラズ合わせるとアルバムアブソルーション収録曲がほとんど聴ける。
漏れてるのはFalling Away From youだけ?

全体としての感想。
技術と情熱と意欲と勢いと美意識と、なんか分からないけど、すべてがバランス良く完成した感じがする。
トイストーリーのキャラみたく「かーみーさーまー」と言いたくなる(笑)。
2004年くらいは第一期集大成という感じなのかなー。
若いときの荒削り、勢いが頂点に達して、それらと技術のバランスが取れたというか?
Museについての評論的なものはほとんど読んでないので、トンチンカンなことを言ってる可能性はとても大きい(笑)。

カット割り?が細かくて落ち着かないのはイライラする。BBCが撮影してるようだけど…。
もうちょっと俯瞰というか、ステージ全体、3人全員を見せてよ、と思うことが多い。
画質はとても良いし、HAARPみたく映像に手を加えてない自然さは良いね。ハラバルーみたく画面分割とかしないのもいい。
ライブ映像は、あまり映像自体に加工しないでほしい。
映像は高画質だけど、そもそもの録音の問題だと思うけど、音はあまり良くないね。音量が大きくなると割れ気味になる。

ドミニクを撮る方向がだいたい固定なのね。ドムちん、短髪でやんちゃな感じでかわいい。
クリスの手元を良く映してくれるのがうれしい。
マシューの着てるものが白衣にしか見えないけど、MuseWikiにlab coatって書いてあるから白衣か。なんで白衣。


Museが公式に出しているライブ映像ソフトは3つあって、それぞれの収録年は、ハラバルーが2001年、グラストンベリー
2004年、HAARPが2007年で、それぞれバンドの成長・変化が感じられて面白い。

ハラバルーはとにかく若さと勢いがある。ファンはいまだにあれを望んでいるのかもしれない(笑)。
ハラバルーは面白いよ。勢い押し。もちろんそれだけじゃなくて、内容は最高です。
グラストンベリー2004の方が気合が入ってる感じはするけど、HAARPは単独ライブで、映像や照明が凝っていて、より壮大な
感じになってるね。
グラストンベリー2004は素晴らしいけど、あまりバカっぽい楽しさはないかもしれない。カニ歩きと鼻息くらい(笑)。あまり
隙がない感じがする(もっとじっくり見れば、色々面白いところはあると思う)。
グラストンベリー2004は大舞台でのヘッドライナーということで、相当気合を入れて臨んだんだろうね。
そのときのパフォーマンスで認められて、その後ライブバンドとしての大躍進が始まったらしいもんね。一つの大きな区切りの
ライブだよね。
それをソフトで見られるのはありがたい。
HAARPは壮大で一つの芸術作品という感じ。
グラストンベリー2004よりこなれて余裕も感じられるし、スタジアムバンドに成長してるってことなのかな。その分、切迫感や
焦燥は弱まってるのか…。
どれもそれぞれ魅力があって、大好きです。

今、Museがやってるツアーからローマでのライブ映像がソフト化されるらしいけど、先日のZeppの映像は、そこに今回の
エクストラズみたいな形で入るくらいなのかなぁ。
全曲は使わないらしい…。
確かにきちんとした機材で撮影してなかったようだし、1本のソフトとして売るような映像にはならないのかなぁ。
残念だなぁ。もったいないなぁ。もう一度ちゃんと見たかった。
でも正式に決まるまではあきらめない~~。

はー、まただらだらと書いてしまいました。
その間もDVDを3回くらい見てる。楽しい。
Museの音楽を聴いたり、ライブ映像見ると、お腹の底から幸せな気持ちがわいてくる感じがするんだよねー。
好きな音楽を聴くとエンドルフィンが出るらしいから、そのせいなんだろうね。


コメント
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