good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「プラド美術館展」@国立西洋美術館

2018-03-08 20:06:53 | 美術鑑賞
国立西洋美術館で開催されている「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」に行った〜。
雨の降る平日の午前中だったけど、それなりに人は入ってたよ。
喋ってる人がわりといて、仕方ないけど、耳障りだった。



あんまり感銘を受けなかった。
ボリュームもいまひとつ(美術展の標準が分からない)。
全体的に暗い絵が多いのね。
ベラスケスはやっぱり他とは何か違う気がするけど、あんまり好きじゃない…。
ベラスケス含めて、人物の背景が適当で面白かった。

私は人物画にあんまり興味がないみたい。
数は少なかったけど、静物画がすごく良かった!
特に「食用アザミ、 シャコ、ブドウ、アヤメのある静物」。
他の絵の真似じゃないか?と言われてるらしい
ブドウが背景の黒から浮き上がるみたいで、見入ってしまった。
「卓上の二つの果物皿」、ヤン・ブリューゲル(父)の花の絵(花何とか…漢字の読み方が
分からない…原題はVase of Flowers)も良かった。
静物画にいたく感激したので、ブリューゲル展にも行こうと思う(ブリューゲルが静物画か
どうかは良く知らないけど)。

「王女イサベル・クララ・エウヘニアとマグダレーナ・ルイス」の服の生地の質感が
すごかった。
当時の宮廷の絵には矮人を描いて、貴族を持ち上げることがあったそうだけど、今の感覚で
見ると、ちょっとひどいね
当時は矮人が宮廷に仕えて、それで生きることができたんだから、良いことなんだろうけど。

宗教画もいくつかあった。
鳩の姿をした聖霊から12使徒の上に炎のように舌が降って来ているシーンを描いた
「聖霊降臨」面白かった。

美術館の中の椅子に図録が置かれていて、そこで解説を読んで、にわかに勉強。

美術の素養ゼロなので、みんな絵が上手い、と、しょうもない感想を持った
あんな大きな絵をどうやって描くんだろうか。
ショップで、素敵な包装のチョコレート買いたくなったけど、1800円弱もするので、
我慢我慢。
今回来日したベラスケスの7点の一筆箋と静物画の一筆箋を買ったよ。
あとは国立西洋美術館のショップで、静物画のチケットホルダー。







国立西洋美術館のレストランで優雅にランチをしたかったけど、次の予定があったので、
できず…残念。





先日の「仁和寺と御室派のみほとけ」展で学んだので、今回はカバンと上着をロッカーに
入れて身軽に見たよ。
今回は午前中しかいられなかったから、常設展までは見られなかった。
美術館は1日使うつもりで行きたいね。

プラド美術館展、全体としてはあんまり感激しなかったけど、静物画が好きなようだと
分かったのは収穫
ブリューゲル展では音声解説を利用してみようと思う。
コメント
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