good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ファースト・マン」(4回目、4DX2D字幕版)

2019-02-16 23:21:19 | 映画「ファースト・マン」
「ファースト・マン」4回目を4DX2Dで見てきた。
4DXのおかげで、ジェミニのスピンのところの臨場感が増した(笑)。
4DXは、座席が揺れるのは面白くて良いけど、水とプシュプシュってエアが出るのは
要らないよな〜。気が散るだけ。
水は止められるからいいけど…。
あとフラッシュもまぶしいだけ、スモークは意味なし。

ニールが月面着陸訓練機の事故後、顔の怪我そのままで帰宅して、妻が心配しているのに
まともに取り合わないところ、ニールの着替えが早すぎて笑った。
その後、ニールが荷物を忘れたと言って、職場に帰るところ、妻が取り残されすぎて気の毒…。
アポロ1号の訓練中の火災でエドらが死んだ後から、ニールが完全に月のみにロックオン
状態で、周りの心配を振り払い、家族とも距離を置くようになってしまったんだなぁ。

アポロ11号飛行前記者会見のときのニールの受け答えも好き〜。
船長に選ばれたとき、驚いたか?喜んだか?と問われて、満足した、と答え、さらに
車が当たったときとどちらがうれしかったか?と問われて、満足した、と繰り返す。
オルドリンがにこやかにマスコミ受けするような話をするのに対して、月に何を持って
行くか?と問われて、無愛想に、なるべく多くの燃料を、と答えるニールが良かったわ〜。

ニール役のライアン・ゴズリングが無表情だ、無感動だと言われるけど、そうでもないよ…。
分かりやすく怒鳴ったり、キレたり、罵ったりしないけどさ〜。
アポロ11号に乗る前、息子たちと話をするときの落ち着きのなさ、笑える…(笑うところ
ではない)。

サターンロケット発射のあたりから、ニールが上を睨みつけるように見つめ続ける様子が、
もう自分には月しかない、という妄執を感じさせて良いわ。

「鷲が翼を広げた」と表現するの、詩的だな。

4DXは高くて嫌だし、そんなに意味を感じないけど、映画とリンクした動きをするのは
まあまあ楽しい。
コメント
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