good day to Die

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ネタバレあり。

「ファースト・マン」(3回目、IMAX2D字幕版)

2019-02-14 22:58:10 | 映画「ファースト・マン」
「ファースト・マン」IMAX2D字幕版を見た。
3回目〜。

サントラを聴きまくってから見たら、こんなに音楽鳴ってたのね〜と驚いた。
月面着陸のシーンで音楽がすごい大音量で流れててビビり、その後の無音状態にもビビった
月面で扉を開いたときの、音が吸い出されて完全な無音になるところ、ほんと、息を飲む。
IMAXだと、さらに際立つ。

ニール、無表情無表情言われてるけど、それなりに感情出てたよね?
後半はほとんど笑わなくなってたけど、イラついたり、ムッとしたりはしてたよね。

ゴズリングはやっぱり足が長くてスタイル良いね。
プールでごみ取り?してるときに感心。
足が長いというか腰が高くて、お尻が小さい??(つまり足が長い)

エリオットの葬儀後、庭で月を見ていたニールにエドが話しかけたとき、誰かと話したくて
庭に1人でいると思うのか、と2回繰り返すの、ひどい拒絶で、それだけ動揺してるんだなぁと思う。
エリオットの死に動揺してるというより、死に直面して、娘の幻を見て動揺してた?

前にも書いたシーンがやっぱり良かったよ。
ジェミニの軌道変更のときの、ニール「話している時間がない」管制「状況報告を」
ニール「ムリだ。やることが多すぎる」管制「了解。待機する」のやり取り。
月面着陸の訓練機で怪我した後の上司らとのやり取り。
ニール「今、失敗すべきだ。月で失敗しないために」上司「犠牲を払っても?」ニール
「犠牲を払っても?その質問は遅すぎる」。
ニールの殺伐とした感じが良いわ〜(おい)。

エドが息子の視野が広がっていく、自分に自信が持てる、とか語ってたのに、ニールが
新しいブランコを見て、カレンが好きだった、と脈絡なく話し、何か言いたげなエドを
残して帰るところ、娘が亡くなってから何年も経つのに、まだ何も癒えていないんだと分かる。

ホワイトハウスでアポロ1号の訓練中の事故を電話で聞いた途端、ニールの目の光が消えるの、
うわーってなる。
死が隣り合わせすぎる。

亡くなった仲間たちを背負い、だんだん家族とも距離ができて、月に向かったらもう
戻れないかもしれないのに、息子と向き合わないで行こうとするニールに、ちゃんと
向き合えと迫る妻、初めはうざいと思ったけど、今日は優しいなと思った。
息子たちのためでもあるけど、ニールのためでもあるよね。

アポロ11号(サターンロケット?)の打ち上げ以降、ニールがずーーーっと上を睨んでて、
妄執を感じた
もう自分には月しかない的な。

「ファースト・マン」、とても自分の気分にしっくりくるのよね。
実際の人物がどうだったかは分からないけど、このニールがとても好ーきー。
評判悪くて残念。上映が早く終わりそうだけど、まだ見たい〜。
コメント
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