「移動都市／モータルエンジン」（字幕版）

評価：★★☆

クリスチャン・リヴァース監督
ヘラ・ヒルマー、ヒューゴ・ウィーヴィング、ロバート・シーハン、ジヘ他出演

「移動都市／モータル・エンジン」を見た。
色々惜しい映画だった。
冒頭10分くらいはすごくワクワクして良かった。

なんか色々もったいなかったな〜。
アリータといい、恋愛要素要らなくない…。
年頃の男女が会ったら必ず恋に落ちる、みたいな…。
ロンドン市民がアホというか単純すぎてイラつく。
攻撃するときにワイワイ盛り上がってて引く…。まあ、内紛とかやられても話が
混乱するだけだけど
主人公もちょっとアホ。ああいう出自だけがポイントみたいなのやめてほしい。
ターミネーターの違和感半端ない。
アナ主人公にしたら良かったと思います。

シュライクがはた迷惑な上に、単に気の毒なキャラという…多分原作のダイジェスト
なんだろうけど、取ってつけた感が半端なくて、ストーリー上、邪魔にしか思えず…
ターミネーター、ターミネーター言われてて何かと思ったら、確かにターミネーターだった（笑）。

ヒューゴ・ウィーヴィング、悪役率高すぎない
あいむゆあふぁーざーで今さら動揺すっかよ、阿呆らしい…とあそこはすごく白けた。
これまで父親らしいことをまったくしてない奴が父親だと言ったところで、知るか、で
終わるものじゃないの（ドライすぎる？）。

シュライクカット（それか、もう少しちゃんとやる）、恋愛カット（それかもう少し
ちゃんとやる）、アナ主人公にしたら面白さ8割増しだろうに…。
シュライクについては片手間ではなく、もっとちゃんとやれば良かったと思うよ。
育ての親との対決？があんなんでいいのか？？

男女の絆って恋愛しかないのか？
説明が容易で、共感を得やすい？
要するに手抜きじゃないの？原作がそうだから仕方ないの？

最後、反移動都市同盟の人たち、ロンドンの人たちをそんな簡単に許して受け入れちゃうんだ…。
他の都市への攻撃を、スポーツの試合みたいに盛り上がって囃し立てていたアホな奴らを…
と白けて見た。

「ザ・ベスト展」＠茨城近代美術館（2019.3.23）

茨城近代美術館で「ザ・ベスト モネ、ルノワール、大観から靉嘔まで」を見た。
横山大観の流燈良かったな。
あと、モネの「ポール=ドモワの洞窟」、奥原晴湖「富貴飛燕、芙蓉翡翠」も良かった