「三体」の熱烈ファンが書き、公式に認められた二次創作「三体X 観想之宙」を読んだ。
ん〜。
あんまり面白くなかった。
三体本編をだいぶ忘れてるせいもある。
著者さん、程心に微塵も関心がなさそう。扱いがぞんざい。
対して天明のことは好きすぎるでしょ。
「三体X」の著者・宝樹の短編集「時間の王」も全部(残り2話未読だけど)男女の恋愛に
収斂してて何だかなと思ったけど、「三体X」も男女の恋愛至高という気配で、古臭いね。
恋愛脳かよ。
これも10年以上前の作品でしたか。
10年前だとしても古いような…古いというか幼稚?
男女であることが、というのではなく、恋愛至高という点が。
この世にはもっと他の価値観や人間関係はないんか。
それは三体IIIからしてそうなんだけど。あの終わりのシャッフルにはずっこけるよなぁ。
やはり余白は余白のまま、二次創作は二次創作のままがよろしいのではないでしょうか、と思う。