good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「テスカトリポカ」を読んだ

2022-08-15 18:01:00 | 漫画・書籍



2021年に直木賞を受賞した佐藤究の「テスカトリポカ」をAmazonオーディブルで聴き終えた。

うーーーん。
ううーーーん。
全体としては面白かったけど、話にドライブがかかるのが半分くらい過ぎたあたり。

ずーーーっと犯罪の仕込みをしていて、やっと動き出したと思ったら終盤で呆気なく
崩壊して、コシモ以外全滅で、終わり方がいまいち。
コシモも一緒に滅びるべきだったのでは?

末永が好きだったから(健康な子どもの心臓を臓器移植のために取り出す最低最悪な
元心臓血管外科医ですが)、末永の裏切りが明らかになってバルミロから切り捨てられた
ところで、私にとってのこの物語は終わった。

物語の終わりというのは難しいんだねえ。
作者はきっとコシモというキャラが好きなんだろうけど、私はフィクションにおける
無垢な存在というのが好きではないのでコシモも好きになれず、不満な終わり方。
コシモは無垢かもしれないけど善性はなくて、あのキャラを好きな人が結構いる
らしいのが不思議(末永を好きとか言ってる人間の言うことではないか。笑)。

バルミロの狂信的な祖母が全て悪い気がする。
最悪の教育をしたよね。

よく見かける、グロいというのは全部聴き終えてもまったく分かりませんでした。
グロいところなんてある?
バルミロの拷問?
心臓を取り出す描写のこと?
そんなに言うほどグロいかなぁ。
私が想像力や共感性に欠けるのか。やばい。
作中に暴力は溢れてるけど、性的暴力がまったくなかったのは良かった。

Amazonオーディブルいいよ。
読みたい(聴きたい)本がないと意味ないけど。
本作もオーディブルでないと読み終え(聴き終え)られなかったと思う。
なかなか面白くならないんだもん。
いつも1.3倍で聴くけど、本作の終盤は早く終わりを知りたくて1.5倍で聴いた。
1倍は遅すぎて、2倍は速すぎる。

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