good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」

2018-11-17 22:58:17 | 映画


評価:★★★☆

ステファノ・ソリマ監督
ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ジェフリー・ドノバン、イザベラ・モナー他出演

「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」を見た。
面白かったー!
いや、面白いと言うのは語弊があるか
前作のような独特の空気はなくなったけど、今作も緊迫感はすごかったよ。

アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)は妻子の復讐をするという、えらい人間味あふれる
ことをやりながら、それ以外は非情で、得体の知れないのが良かったのに、今回は
カルテルのボスの娘との擬似親子関係とか、なんか前作よりぬるくなってたな〜。
アレハンドロが終盤で撃たれて、死んだ(と思った)ときはびっくりしたけど、
時間がだいぶ経ってから血をドバーッと流しながら起き上がったときは、ええ?何か
仕込みがあったの??と思ってしまった
なんかなぁ。
アレハンドロが死ななかったのは良かったけど、あれはターミネーターみたいで白けたよ。

ジョシュ・ブローリンて、今年異様に活躍してるね。
大大ブレイクの年なのか。

ベニチオ・デル・トロの面構えがすごすぎて、他の俳優がみんな小綺麗に、線が細く見える(笑)。

さらに続編があって、三部作になるそう。
そのときエミリー・ブラントがまた出るとか、ないかなぁ。
1作目で、打ちのめされて終わりなのかぁ。

もう1回くらい劇場で見たいな。
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「ボーダーライン」(字幕版)

2018-11-17 21:06:30 | 映画
評価:★★★

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ジョン・バーンサル、
ジェフリー・ドノバン他出演

「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」公開記念で、「ボーダーライン」と二本立て
上映があったので見たよ〜。

エミリー・ブラントが好きなので見られてうれしいけど、役柄はあんまり…。
結局利用されて、価値観を揺さぶられ、打ちのめされただけだもんな。
エミリー・ブラント主演だけど、主役はベニチオ・デル・トロぽい。

マット(ジョシュ・ブローリン)の、サンダル履きつつ、汚い作戦も涼しい顔で進める
人を舐めた感じと、何も目指しているのか分からないアレハンドロ(ベニチオ・デル・
トロ)の得体の知れなさはとても良かった。
ケイト(エミリー・ブラント)が状況の見えなさに加え、組んでいる奴らのヤバさに
気づいて不安になったり、善悪の判断基準が揺れ動いて不安定になっていく怖さ。
全編を覆う不穏な空気、緊張感は良かった。
序盤、メキシコでの車列移動の緊迫感がすごかった。
メキシコの麻薬カルテル怖すぎる。
ヴィルヌーヴ監督、これや「メッセージ」はとても良かったのに、「ブレードランナー2049」はなんであんな感じだったのかなぁ。

アレハンドロは復讐を遂げたようだけど、ケイトについては何の救いもなく、カタルシスなし。
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「休暇」

2018-11-17 16:33:49 | 映画
評価:★★

門井肇監督
小林薫、西島秀俊、大杉漣、大塚寧々他出演

「休暇」を見た。
刑務官の仕事が少し分かる映画。
面倒を見てきた死刑囚の刑執行をするって、きついよねぇ。

過去にひどい罪を犯した人も変わる、ということと、新たな「殺人」を犯させる死刑
制度の問題を訴える作品だけど、意図的だろうけど、死刑囚がどんなことをしたのかを
ほとんど描かないのが少しイラっとした。
あまりにも被害者側の視点に欠けていて、フェアじゃないと思ったよ。

執行前に教誨する神父?牧師?や死亡を確認するドクターも大変だよね。
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