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『高機動型ザク(地上用)』【サザンクロス隊】

2022-04-02 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は今年6月公開予定の『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の追加情報『サザンクロス隊』について。

(*商品の紹介や固有名詞の解説が必要な方は、ある程度のリンクを貼ってますので、対象単語をクリックする事で商品HPや公式解説等にジャンプできます。)


【機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島】

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公式HPのTwitterに、『サザンクロス隊』の情報がUPされました。



個性派揃いの部隊ですが、『ククルス・ドアンが元隊長をしていた部隊』という設定。
この設定については安彦先生が先日発売した『ガンダムエース 2022年5月号』で以下のようなコメントしてました。

『サザンクロス隊は、ククルス・ドアンが元隊長していた部隊と設定したのは、おおのじゅんじ先生のコミックから拝借した。』

おおのじゅんじ先生のコミック『機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島』は、映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の中で設定の一部として生き続けているんですね。

・・・って、設定の参考にして頂いても『機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島』自体は黒歴史になりそう。
このあたりを黒歴史にしない為の考察は、以前の記事(3/14)をご参照下さい。

安彦先生のインタビューについては、詳しくは『ガンダムエース 2022年5月号』にございます。興味おありの方は、是非購読頂ければと存じます。


ガンダムエース 2022年5月号


機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島

さて、今回の追加情報で最も気になったのはサザンクロス隊のモビルスーツ。



いずれも『MS-06GD 高機動型ザクⅡ(地上用)』という新機種!
型式番号『MS-06GD』から察するに『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』の後継機の位置づけでしょう。

さらに、ザクⅡ初の『ホバー機能』搭載!
グフ飛行試験型(MSV)➡ドム試作実験機(MSD)➡プロトタイプドム(MSV)➡ドム・・・で開発されたホバー機能を小型化に成功し、陸戦高機動型ザクⅡへ搭載させたといったところでしょうか。
ドム試作実験機(MSD)の前身が高機動試験型ザク(MSD)なので、ザク➡ドムの系譜をドム➡ザクへ先祖返りさせたイメージです。

『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』と『MS-06GD 高機動型ザクⅡ(地上用)』の具体的な違いは、

①『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』
J型の後継機。推力強化による機動力・ジャンプ力の向上機。
移動手段が歩行とバーニアなので障害物を飛び越したり、凸凹な荒地に適した機動を行う。

②『MS-06GD 高機動型ザクⅡ(地上用)』
『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』で実現出来なかった小型ホバーを実装した機体。
ホバー移動の恩恵だけならドムで充分なんだろうけど、ザクを好むパイロットの要望から生まれた機体とか。
ホバーは早いいんだろうけど、もしかしたら重量増して、ジャンプや歩行は遅いのかも。

・・・といったところでしょうか。


[グフ飛行試験型]


[ドム試作実験機]


[プロトタイプドム]


[ドム]


[高機動試験型ザク]

ジオニックとツイマットの垣根はありますが、いずれも開発用サンプル媒体提供として垣根を超えてるんでしょうね。
『ホバー機能の小型化』は、大戦末期に連邦で『装甲強化ジム』が成功させてますし、それ以前に開発先行しているジオンが小型化に成功していても不思議はありません。
テレビ版『ククルス・ドアンの島』の時期はドム登場前だから、ザクⅡにホバー機能をつけるのは不自然な印象がありますが、今回の劇場版で時期設定再編され、ドム登場後にククルス・ドアンの島のエピソードとなってるので問題はありません。
この時期設定の編纂については、以前の記事(2/5)をご参照下さい。
そもそもザクにホバーを付けるのは小説版『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で』で現地回収機として登場してますし、満を持しての登場といったところでしょうか。

隊長・エグバ機の武器は、以前の記事の予想した[M-120ACザク・マシンガン]のようですね。
ちょっと細部が違うような気もしますが・・・。
ヒート剣は『機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島』のヴァシリー機のザクの意匠が見られます。ここにも同作が息づいているんですかね。


【ザクⅡ・ヴァシリー機】

ガンプラ商品化が楽しみです!

安彦先生によれば『スレッガー専用ジム』も劇場版に登場予定との事。
コチラも楽しみです!