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『ガンダムカラー』【リアルタイプ】

2022-11-12 00:00:00 | 日記

色々と物議を醸し出しているコチラ。

【HG 1/144 GUNDAM SIDE-F限定 ジェガン (ユウ・カジマ専用機)】

 

今までの外伝や二次作品で「ユウは量産機と同色のジェガンに搭乗していた」描写が多かったのもあるでしょうが、見た目の色合いが好みに合わなかった方が多かったのが主な「コレジャナイ」意見の原因のような気がします。

例えば、以下の方法ならどうだったでしょうか。

 

①パーソナルマークでも設定してデカール追加だけに留める。

 (これはこれで「この程度の変更で新商品とするな」とか、言われそう)

②全体を「ライトグリーン」➡「ライトブルー」にし遠目に区別が難しくし、外伝等の整合性を取る。

③「胸を青にする」という「一年戦争のジムコマンド(ユウ機)説」に拘るなら、「ライトグリーン」部を「白」とか「ライトブルー」に色代えする。

 (「ライトブルー」だとグフカスタムみたいになり、拒絶されそうですね。)

 

 

まあ、色設定も好みが分かれますし、大勢の賛同を得るのは難しい世の中になってきましたねえ。

さて、色代えといえば、第一次ガンプラ世代の方には「リアルタイプMS」が刺さるんじゃないでしょうか。

「リアルタイプMS」とは、アニメ「機動戦士ガンダム」のモビルスーツ(MS)を「リアル仕様のカラーリングにする」企画で、主にプラモデルの為の企画だったと記憶しています。

当時は「アニメの兵器(MS)」を「実際の兵器」のように魅せる事で、リアルロボット指向に沿ってブラッシュアップし魅力の底上げを図るものでした。

言い換えると「実際のMSはアニメの仕様だけど、もし現実の兵器だったら」という「if企画」。

今日は、そんな「if企画」である「リアルタイプMS」を「公式設定MS」に組み入れられないか考察するものです。

 

①リアルタイプガンダム

「リアルタイプMS」の代表のようなMSです。

そもそも大河原先生のイラストから生まれたと記憶してます。

「リアルタイプガンダム」は実は今では「公式設定化」されていて、コチラの書籍に明言されてます。

【機動戦士ガンダムMSV‐R 連邦編】

 

コチラによると「リアルタイプガンダム」は、連邦軍内のシミュレーター上で制空迷彩のカラーリングの試験時に表示されたものなっているようです。

実在しないのは残念ですが、一年戦争にこれ以上「ガンダム」を増やすのは愚策。

実在しないシミュレーター上のカラーとしたのは英断といえます。

因みに思いつくだけでも一年戦争のガンダムは「プロトタイプガンダム(をベースとした追加装備・派生機)」「本来のガンダム(をベースとした追加装備・派生機」「G3ガンダム(をベースとした追加装備・派生機)」「アレックス(をベースとした追加装備・派生機)」「4号機(および各形態)」「5号機(および各形態)」「6号機(および各形態)」「7号機(および各形態)」「8号機」「陸戦型ガンダム(をベースとした派生機)」「ガンダムピクシー」「ORIGIN版ガンダム(をベースとした派生機)」「局地型ガンダム(のバリエーション)」「ガンダムFSD(のバリエーション)」「ヘビーガンダム(のバリエーション)」「ガンナーガンダム」「GT-FOUR」「ゼファーガンダム」・・・と、もうお腹いっぱい。

 

②リアルタイプグフ

最近「「TAMASHII NATION 2022の開催記念商品」にもなっている「リアルタイプグフ」

 

【ROBOT魂 <SIDE MS> MS-07B グフ&ド・ダイ YSセット ver. A.N.I.M.E. ~リアルタイプカラー~】

 

『ROBOT魂 <SIDE MS> MS-07B グフ&ド・ダイ YSセット ver. A.N.I.M.E. ~リアルタイプカラー~』のリンク先では本商品は受付終了となってますが、まだ「事後抽選販売」が今月あるかもしれないので、ご興味ある方は要注意です。

 

さて、この「リアルタイプグフ」もコチラで「公式設定化」されています。

【機動戦士ガンダムMSV‐R ザク編】

 

コチラによりますと、「YMS-07B」が「青い(いつもの)グフ」、「MS-07B」が「リアルタイプグフ」となっています。

ご存知のとおりグフは「YMS-07B」がランバ・ラル機等で、「MS-07B」はその量産機で、いずれも劇中では「青」で描かれてます。

但し量産機は、元々違うカラーリングだったものを、「青い巨星ランバ・ラル」に肖って「青いカラーを標準にした」という設定があります。

つまり「リアルタイプグフ」は「青い巨星ランバ・ラルに肖る前の正式カラー」=「初期生産カラー」という事になります。

 

 

③リアルタイプリックドム

以前「TAMASHII NATION 2019の開催記念商品」にもなった「リアルタイプリックドム」

【ROBOT魂 <SIDE MS> MS-09R リック・ドム ver. A.N.I.M.E. ~リアルタイプカラー~】

*抽選販売は終了してます。

 

リアルタイプリックドムはMSV当初から「MSー09R」として紹介されています。

講談社のコチラは、今では定価購入は難しいようなので、リンクは控えときますね。

 

リックドムはご存知のとおり「MS-09ドム」を、そのままのカラーリングで宇宙用にしたものです。

ガンプラMG開発時に紫の色味を変えたようですが、いずれにしても「元々違う色だったドムを、黒い三連星に肖って黒・紫カラーにしたのと同様に、リックドムも黒い三連星カラーにした」ものです。

つまり「リアルタイプリックドム」は、グフ同様に「黒い三連星に肖らなかったリックドムの標準カラー」といえます。

 

④リアルタイプザクⅠ

リアルタイプザクⅠもMSV本に紹介されてるとおり、「MS-05A ザクⅠ」となります。

咀嚼すれば、「MS-05B ザクⅠ」=「旧ザクの後期生産型」の標準カラーが「一般的な旧ザクカラー」で、「リアルタイプザクⅠ」は「MS-05A ザクⅠ」=「旧ザクの初期生産型」の標準カラーと説明できます。

この理屈だと「ゼロの旧ザク」は「MS-05A」だった可能性が高いんでしょうかねえ。

私の脳内設定では「MS-05A」は「ORIGIN版 黒い三連星ザクⅠ 等」のイメージですので、「ORIGIN版 黒い三連星ザクⅠ 等」を「リアルタイプザクⅠ カラー」に塗り替えると「MS-05A 標準機」という事になります。

 

⑤リアルタイプジム

「リアルタイプジム」色のジムは、実はアーケードゲーム「機動戦士ガンダム カードビルダー0079」で「ジム先行量産型」に設定されています。

 

リアルタイプジムのボディは「白」ですが、カードビルダーでは若干色味が違います。

ですが、特徴的なバイザー色は「リアルタイプジム」同様「青」なので、「リアルタイプジム」=「ジム先行量産型」で良いのではないかと思います。

 

 

リアルタイプには、上記の他に「ザクⅡ」「ドム」「ガンキャノン」、最近では「グフフライトタイプ」等あります。

これら「リアルタイプ」が単なる「プラモデル用にリアル仕様にデザインされたif企画のカラーリング」では無く、「実際にアムロ達のいるガンダム世界で戦っていたモビルスーツだった」と空想するのも、楽しいですよね。